イチゴを栽培するにあたって注意したい病気の一つが「白ろう果(はくろうか)」です。

「白ろう果」になると、見た目も大きく変わりますが、味も急激に落ちると言われています。

美味しいイチゴを収穫する為にも気を付けたい「白ろう果」の原因と症状と対策についてご紹介いたします。

白ろう果とは?

 イチゴ 白ろう果 原因

白ろう果とは、イチゴの生理障害の中でも「着色異常」の一つだと言われています。

症状について

分かりやすい症状としては、イチゴの果実が白色になります。

それは、未成熟のイチゴのようで、発症後に放置していても、実が赤くなる事はないようです。

原因は?

「白ろう果」の原因としては、「低気温」「日照不足」「土壌の状態が酸性」などあり、生育に関わる環境が原因だと言われています。

また、発生時期としては12~2月頃だと言われており、この時期は特に「低気温」や「日照不足」になりやすいと言われている為、「気象病」と呼ぶ声もあるようです。

白ろう果にならない為の対策

12~2月頃はやはり「冬」に分類される為、どうしても低気温になりやすいです。

そういった点から「確実に有効だと言える対策」や解明が難しく、完全なる対策はさらなる研究開発が必要だという声があります。

その為、外で栽培している場合には、冬でも日が当たりやすい場所で育てる事や、土壌が酸性に偏らないように管理する事が、出来る限りの対策だと言われているようです。

また、ハウス栽培の場合は、温度計を付けて、低温になりすぎないように注意することが大切のようです。

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注意点

「白ろう症」が「栄養不足」だと判断し、肥料を多く散布するという例があるようですが、それは一概に効果があるとは言えないようです。

また、その行為が「肥料過多」になり、「奇形果」にも成りかねないと言われているようです。

まとめ

イチゴの白ろう果の原因は「日照不足」や「低気温」や「土壌が酸性に傾きすぎている」といった事があるようです。

しかし、白ろう果になりやすいという12~2月の間は季節的にも寒く、管理が難しい時期な為、対策が非常に難しいという事がわかりました。

また、イチゴはある程度の寒さを越える事によって、よい実が実るという声もあります。

ある程度はやはり管理が必要ですが、あまり暖かくしないように「やりすぎ」も禁物のようです。

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