イチゴの旬って何月でしょう。
なんとなくスーパーに出回り始めたり、クリスマスケーキのイメージだったりで12月頃と思ってしまいますが、イチゴの本当の旬は4~5月なんです。
ちょっと意外ですよね。
では、どうして旬よりずっと早い12月にイチゴをたくさん見かけるのでしょう。
それには、花芽分化というものがポイントになってくるのです。
花芽分化とは?
植物は成長するとき、ぐんぐん新しい芽を伸ばしていきますよね。
そのときに葉になる芽を伸ばす場合と、花になる芽を伸ばす場合とに分かれます。
成長していくにあたって、まずは葉芽が伸びていくのですが、ある時期を境目に花芽へと変化します。
それが花芽分化。
イチゴの花芽分化には、日長、温度、体内窒素濃度の3つが深く関係していると言われています。
体内窒素は普通に育てている分にはあまり気にしないと思うので、日長と温度の基準をご紹介しておきます。
日長
品種にもよりますが、日の長さが12時間~12時間半ほどがイチゴの花芽分化の基準のようです。
だいたい秋分のあたりですね。
温度
10~15度になると、イチゴは日の長さに関わらず花芽分化を始めます。
日長が花芽分化の基準に達している場合は、15~25度でも花芽分化を始めるようです。
こちらもだいたい夏の終わり~秋ぐらいになるでしょうか。
いつまで待っても花がつかない!
家庭菜園でイチゴを育てていると、いつまで待っても花がついてくれないということがあります。
この場合には、育てている環境によって、イチゴが花芽分化を始められないでいることが考えられます。
家の中など、明るく、温かい場所に鉢やプランターを置いていませんか?
肥料に窒素が多く含まれていることも注意しなければなりません。
苗に養分が足りていない可能性もあるので、リン酸分を多く含む肥料を与えてみても良いでしょう。
まとめ
花芽分化とは、イチゴが成長していく中で、葉芽から花芽へと伸びる芽が変わるポイントを指しています。
そのときに基準となるのが日長と温度。
旬よりずっと早いクリスマスの時期に見かけるイチゴは、この花芽分化を始める日長と温度を人工的に作り出して、早くに収穫できるように調整しているのです。
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