一度収穫を終えたイチゴの苗でまた来年もイチゴを収穫したいと考える方々も多いかと思います。
ここでは収穫期を終えた後のイチゴの育苗方法や遮光などについて焦点を当ててお話ししていきます。
イチゴの育苗の流れ
まず、イチゴの育苗というのはおおよそ5月~9月の間に行うと言われています。
5月に収穫期を終えたイチゴは7月頃になると茎が伸びてくると言われています。
その茎のことを専門用語で『ランナー』と呼ぶそうです。
特にイチゴは葉っぱやランナーでの栄養生長が得意な作物であると言われており、生えてきたランナーから子株が形成されていくと言われています。
そして夏の間、その子株を次のシーズンの苗として育てて、そして9月頃になると来年に向けて畑に子株を定植させるというのが、育苗のおおまかな流れであると言われています。
気をつけるべきポイント
上記で育苗のおおまかな流れをお話ししましたが、育苗にはある重要なポイントがあると言われています。
その具体的なポイントというのは、ランナーからできる子株のことであると言われています。
まず、ランナーは数回に分けて子株を作っていくと言われています。
そしてここで重要なことというのが、ランナーからできた子株のうち、最初にできた子株については苗として使用してはならないということだそうです。
つまり、2回目や3回目の子株だけを育苗していくということが重要であると言われています。
なぜ1回目の子株を使ってはいけないのかというと、1回目の子株というのは病気を持っている可能性がとても高いと言われているからだそうです。
夏の遮光について
また、上記の通り育苗は夏の間に行うと言われています。
しかし、イチゴは夏の暑さにとても弱いと言われており、夏の間は特に日差しに注意が必要であると言われています。
遮光の方法としては、主に遮光ネットを使用するのが主な方法であると言われており、遮光ネットは園芸店などで販売されていると言われています。
夏場は快晴の日の場合、特に午後の時間帯には必ず遮光を行うべきであると言われています。
適切に遮光を行って夏場を乗り切ることが、良質な苗作りには欠かせないとも言われています。
まとめ
イチゴの栽培は苗作りですべてが決まってしまうと言っても過言ではないと言われています。
そのため、夏の間の育苗をいかに上手く行うかが栽培のカギとなると言われています。
特に遮光については毎日の天気予報をしっかり欠かさず確認し、予めしっかりと暑さ対策を行っていくことが重要であると言われています。
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