梨を初期の離乳食に使ってみましょう。離乳食初期のころは、果汁やすりおろした果肉を与えていきます。実は梨をすりおろしてペースト状にしたものを冷凍保存して、離乳食に使うことができるのです。保存がききますので、離乳食を作るときに、必要な量だけ使うことができます。
梨を赤ちゃんに与えるときには
梨にはアスパラギン酸が多く含まれます。アスパラギン酸は夏バテ、疲労回復に効果があります。
たくさん遊んで熱くなった体を冷やすのに、梨は効果的です。
また消化酵素であるプロテアーゼを含んでいるので、便秘予防にも効果があります。ただし、赤ちゃんが食べる場合には消化しにくい食物繊維が含まれるので、食べ始めには便の状態に気をつけるとよいでしょう。
梨を冷凍にする時のポイント
梨はジューシーでシャキシャキした食感が特徴です。冷凍するとシャキシャキした食感が失われてやわらかくなります。その食感が変わることを利用して離乳食に使います。
梨の皮をむいて種を除いてすりおろし、レモン汁を加えます。これを製氷機に入れるか、ジップロックのような厚手のビニール袋に入れて板状にして冷凍保存します。
使う時に必要量だけ取り出して使います。
梨をすりおろして冷凍したものを解凍して肉につけると、梨の酵素の力で肉が柔らかくなります。離乳食用と大人のご飯用と一緒に使えます。
冷凍庫で1か月は保存できますが、なるべく早めに使い切りましょう。
梨をつかった離乳食のレシピ
冷凍梨(梨の皮をむいて芯と種を取り除き、すりおろしたもの)と10倍粥はそれぞれ適量
①冷凍なし梨を解凍する。
②①梨と10倍粥とあえる。
10倍粥をヨーグルトに変えることもできます。
実はパパママ用にも。冷凍梨を作ってみましょう
梨を切ってタッパーに入れて冷凍庫に入れておきましょう。半解凍状態で食べるとシャーベットのような食感になり大変おいしいです。ぜひお試しください。
梨は大玉なので、1玉丸ごとをすりおろすと量が多いかもしれません。離乳食に使うには量が多すぎると感じたときには、半分を離乳食用、残りをパパママ用にするとよいでしょう。
まとめ
梨は本来冷凍には向かない果物ですが、食べ方を工夫するとおいしく食べることができます。梨をすりおろしてペースト状にしたものを冷凍保存しておくと、いつでも離乳食に使えます。梨は大玉なので、一度作っておくと離乳食に何回か使えます。作りたい時にすぐ使えるので便利です。量が多すぎる時には大人用の冷凍梨に。ぜひお試しください。
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