夏といえばスイカですよね。
縦に切ってくし切りにしたものにかぶりつく方も多いのではないでしょうか?
ただ、種が少し邪魔だな、と感じる方もいると思います。
小さなお子さんにスイカをあげるときは、なるべく種の少ない場所をあげたいですよね。
実はスイカの切り方で種が多い場所が分かるようですよ。
ここではスイカの種の場所が分かるカット方法についてご紹介します。
スイカの種
スイカの種は不規則に並んでいるように見えますが、実は維管束と呼ばれる種に栄養を運ぶ管に沿ってできているようです。
維管束は真ん中から3方向に分かれており、さらに1本1本が皮の近くでくるりと丸まり、2方向に分かれています。
この6個に分かれた維管束のまわりに、V字の形に種が並ぶようにできるようです。
種の並びに規則性があるのにびっくりですね。
スイカのカット方法、包丁の入れ方は?
スイカを見ると縞模様に沿って縦に包丁を入れたくなってしまうかもしれませんが、ここはぐっとこらえて縞模様に対して横に包丁を入れるようにしてください。
横に半分に切ることで、維管束を確認することができます。
横半分に切ったスイカを切っていきますが、維管束から15度ほどずらして切るのがポイントになります。
V字の種の列は、30度ずつずれた場所にあるようなので、最初に切った部分から30度ずつずらして切り、12等分にすることで種が取りやすい切り方になるようです。
スイカの種は食べられる?
日本ではあまり食べることのないスイカの種ですが、国によっては食べるところもあるようです。
さらに、スイカの種は栄養が豊富で、体にいいと言われているオレイン酸やビタミンE、鉄や亜鉛などのミネラルが豊富に含まれているそうです。
似ている味のピーナッツよりもたんぱく質が多く、炭水化物と脂質の割合が低いようで、高たんぱく低カロリーな食材になるそうです。
スイカの種の食べ方は、集めておいたスイカの種を乾燥させ、フライパンで塩を少々加えて炒ります。
種がプクっと膨れてきたら完成です。
食べるときは口の中でうまく外側の皮をむいて食べましょう。
ピーナッツに似た味だそうですよ。
まとめ
スイカの種はいちいち取るのは少しめんどくさいですが、切り方を変えるだけで種を取りやすくすることができます。
小さなお子さんなどにあげるときは種が取りやすい方がいいですよね。
取った種は食べることができるようなので、機会があったら食べてみるといいかもしれませんね。
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