スイカとメロンを一緒に保存すると爆発する、という話を聞いたことはありますか?
八百屋さんなどの果物を取り扱っている人たちには当たり前の話だそうですよ。
なぜ一緒に保存すると爆発するのでしょうか?
調べてみたのでご紹介します。
スイカとメロンは一緒に保存すると爆発する?
もしスイカとメロンをまるまる1個ずつもらったら、とりあえず冷蔵庫の野菜室などにしまってしまいますよね。
このような状態で長時間放置すると、スイカが爆発してしまう可能性があるようです。
なぜスイカが爆発するのでしょうか?
スイカが爆発するのはメロンのエチレンガスのせい?
メロンは追熟するときにエチレンガスを出す果物です。
このエチレンガスは、スイカの成熟も促進させる効果があるようです。
成熟が促進されると、腐敗も早くなり、腐敗することで果肉が発酵し、炭酸ガスが発生します。
果実内にこの炭酸ガスが充満すると、場合によってはスイカが爆発する、ということになるそうです。
ですが、実際には爆発するまで放っておく、ということは稀な気がします。
スイカは単品でも爆発する可能性が?
スイカはメロンの近くで保存すると、成熟が促進されて爆発する可能性があるようですが、単品で置いてあっても爆発することがあるようです。
スイカは基本的には追熟をしない果物で、食べごろのときに農家さんが収穫をすることがほとんどだそうです。
ですので、高温になる場所に置いておくと、果肉の腐敗が始まり、炭酸ガスが発生して、最終的には爆発を起こすことがあるようです。
最近ではクーラーなどの普及で、あまり見ない光景のようですが、昔はちょこちょこ起こっていたようです。
家の中ではスイカの爆発は起きて欲しくありませんね。
スイカを保存するには?
スイカを保存するときは、常温保存がいいようです。
低温だとスイカが低温障害を起こしてしまい、味が落ちてしまうそうです。
また、高温になりすぎると先ほども説明したように爆発を起こしてしまう可能性があります。
基本的には収穫した時には食べごろになっているはずなので、買ってきたらすぐに食べることをおすすめします。
また、どうしてもスイカとメロンを同じ場所で保管するというときは、大きめの袋などに入れてエチレンガスの影響を受けないように保存するといいようです。
まとめ
スイカとメロンを一緒に保存すると、メロンのエチレンガスの影響でスイカの成熟が進み、腐敗するまでの時間が短くなってしまうようです。
そのまま放置すると、炭酸ガスがたまって爆発する、ということもあるようなので、スイカとメロンは一緒に保存しない方がいいようですね。
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