イチジクの木は比較的簡単に栽培できる人気の果樹です。栽培されている方も多いと思いますが、やはり育て方のポイントは幾つかあるようです。大きくて甘くて美味しいイチジクに育てるにはどうしたら良いのでしょうか。調べてみました。
イチジクの育て方 剪定編
イチジクは、植えてから2年目、3年目ですぐに実をつけてくれます。9月〜3月までの間に植え付けを行います。
植え付け時、地面から30センチのところで枝を切ります。その年の夏、3枝のみを残して剪定します。
そして冬、各枝を30センチのところで剪定します。
2年目の4月混み合った枝を切ります。2年目の冬、夏果種の場合、前年の枝の先端に小さな実がつくのでその実を切らないように混み合うところの枝を間引いたり長すぎたりするものだけを切ります。
秋果種の場合は、成長する新しい枝に実をつけるので必ず剪定をします。剪定はしっかりとした実をつけるために必要不可欠な作業です。
イチジクの育て方 肥料編
イチジクは木自体が大きく成長しながら実をつけていきます。そのため多くの肥料を吸収します。特に成長期の3月から10月は多く養分が必要になります。この時期は1ヶ月に1度のペースで肥料を与えましょう。
また、植え付け時と収穫後にも忘れずに肥料を与えましょう。与える肥料は有機肥料が良いでしょう。
イチジクの育て方 環境編
イチジクは暖かく、日当たりの良い場所で水はけがよいところを好みます。
イチジクはかなりの水分を必要とする植物ですので、土が乾くことのないようしっかりと水分を与えましょう。
また、病気には強い方ですが、疫病、黒カビ病には注意しましょう。
カミキリムシの害虫もイチジクの天敵ですので注意が必要です。殺菌剤、殺虫剤などで対処しましょう。
まとめ
これらの幾つかのポイントをしっかりとこなしていくと、しっかりとした大きな甘い実がなります。イチジクには200種類以上あります。品種によって多少育て方や性質も異なりますので、苗木を購入する際に、農家の方に特長を確認してから栽培すると良いですね。
今のあなたにおすすめの記事