いちじくという果物があるということは、ご存知の方も多いと思いますが、以外と食べたことのある方は少ないかもしれません。いちじくにはどんな種があるのでしょうか?種は食べても大丈夫なのでしょうか?栄養はあるのでしょうか?
今回は、いちじくの食べ方や種について調べてみました。
いちじくの食べ方
いちじくは、玉ねぎのような形をした果物です。熟されているものであれば、皮は手で簡単にむくことができます。
むき方は、細くないお尻の軸の方からバナナのようにむきます。すると、クリーム色のみずみずしい実がでてきますので、そのままかぶりつくのもよし、カットして食べてもよし、お好みで召し上がってください。
実の中には、つぶつぶとした種のようなものがあります。実はこれは種ではなくいちじくの花なのです。
いちじくは、外側からは花が見えず、花が無いように見えるため、無花果と漢字で書きます。この花もそのまま食べて大丈夫なのです。
いちじくの栄養素
私たちが通常食べている部分は果実ではなく、いちじくの花の部分になることがわかりましたが、では、その花の部分の栄養素はどんな成分があるのかご紹介します。
まずはペクチン、これは腸の働きを活性化し、便秘予防になる成分です。
カリウム、これは体の中にある余分なナトリウムを排出する利尿作用があり、高血圧予防や、生活習慣病予防に役立ちます。
ミネラル、これは、カルシウムや鉄分をバランスよく含んでおり、骨粗鬆症予防に効果的です。
ポリフェノール類も多く含まれており、美肌や老化防止に、また食物性エストロゲンという成分には女性ホルモンに似た成分が含まれており、更年期障害や婦人科系の病気に効果があります。
ベストアルデヒドという物質は血液を綺麗にし、抗がん作用があると言われ、研究が進められています。
ご紹介したのは一部の成分ですがこの他にもいろいろな成分が含まれていて、いちじくは健康管理にとても有効な果物だということがわかります。
まとめ
見た目では、果実、種のように見える、いちじくですが、実は花だったのですね。健康効果は大変優れたものがあり、意識的に食べたい食材です。是非健康維持にお役立てください。
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