日本ではホワイトゼノアやリザは珍しいかもしれません。
どんな味なのでしょうか?
ホワイトゼノアについて
ホワイトゼノアは山形県の庄内地方で栽培され出回るイチジクです。その名の通り赤紫色の皮では無く、薄い色をしています。
どちらかというと黄緑の方に近い色です。寒くなる気候のせいか他の品種にくらべ果実はやや小ぶりです。買われる方はその辺を理解して頂きたいです。
普通のイチジクの大きさを想像しているとびっくりするかもしれないそうです。
その実は白く赤い花の部分も真っ赤ではありません。控えめなピンクです。
イチジクの味比べをされた方のレポートでは甘味が少ないという実験結果が出たそうです。
甘味が少ないからかケーキなどの加工品に向いています。生食を目的として食べる方には向かないそうです。
リザについて
リサはニュージーランドからの導入品種です。南国育ちのイチジクで淡褐色の卵円、丸形で大きく育ちますが、果肉は白い部分が多く赤い花の部分は薄いピンクです。他の品種に比べると赤い部分は少なく感じます。美味しいそうですが、どちらかというと甘味よりも酸味が勝っています。
甘味が少ないので砂糖を加えるとペクチンの働きによりとろみが付き美味しいジャムになるそうです。
また、他のビタミンCが豊富な果物と合わせてタルトにも合います。
古くから愛されていて今も研究が続き、新しい品種が発売されているそうです。
まとめ
ホワイトゼノア、リサはどちらも甘味が薄く生食には向いていないので加工品に向いていると分かりました。
調理に利用したい方には苗木で育てるのもいいかもしれません。収穫してすぐに調理して頂くのにはいい品種だと思います。但しカミキリムシの被害には要注意だそうです。
どちらの品種も全く私は見たことが無く、資料を見てのまとめです。ですが料理好き、特にスイーツ大好きな人には堪えられない果実です。もし手に入ったら是非コンポートやジャムを多量に作っておいて冷凍保存してください。
そうしておくと自分が思い立った時にケーキやタルトにすぐに使えます。イチジクの味は甘さ控えめですので他の果実の味を邪魔することはありません。是非ビタミンC豊富な果物と合わせて食べて下さい。
イチジクの豊富な栄養を沢山身体に取り入れて下さいね。
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