みなさんの中でスーパーに行き果物を選ぶ際に、一見美味しそうに見えて購入したのはいいけれど、家に帰って食べようとしたら、まだ果実が熟してなくて甘みがいまひとつだったり水分が足りなかったという経験をされた方はいらっしゃいますか?
実は果物の種類には、成熟してから収穫するものと、収穫してから“追熱”を行い食べるものがあるのです。
その中でも“桃”は、獲れる産地によって固めであったり柔らかめであったりとそれぞれの個性が光る果物なのです。
そこで今回は、固めの桃を柔らかくする追熟の方法についてご紹介したいと思います。
そもそも成熟と追熟って?
■成熟について
果物を木に着生させたまま成長するまで待ち木で育ててから収穫を行うことを“成熟”と言います。
一般的に成熟後に食べる果物としては、いちご、ぶどう、びわ、桃などがあります。
■追熟について
果物が未熟な状態の時に木から収穫した後に食べごろになるまで待つことを“追熟”と言います。
言い換えれば未熟のまま収穫して時間をかけて成熟な状態にするわけです。
一般的に追熟させてから食べる果物としては、バナナ、キウイフルーツ、メロン、マンゴー、みかんなどがあります。
固い桃の追熱の方法は?
・まず桃の見分け方ですが、青みがかっている場合は、まだ若い状態と言えます。
熟している桃は全体がピンク色もしくは乳白色の部分があります。
- 常温で風通しのよい日当たりのよい場所に置きます。
- 1日から2日ぐらい置いてみてもっちりとした感触になるかを確かめてみます。
- 2)の状態になれば冷蔵庫で1~2時間冷やして食べます。
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美味しくて固めの桃!品種を教えて?
<川中島白桃>
この桃は旬の最後に出回る晩成種で、生産量は全国で3番目を誇ります。
特徴は、糖度が高くて、酸味がほとんどなく甘いところです。
果肉は白く、種の周辺は深紅となり、肉質は比較的に引き締まった印象です。
少し固めなので歯ごたえを好む方にはおすすめの品種です。
まとめ
以上、今回は固めの桃を柔らかくする追熟の方法についてご紹介させていただきました。
因みに桃は熟しても糖度自体が変わるものではなく実際に収穫した時点で決まるそうです。
成熟した桃と追熟された桃、みなさんはどちらがお好みですか?
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