トマトやナスビは、花が咲けば虫が受粉してくれるので余程の事がない限り美味しい実を
つけてくれます。キュウリもそうです。でもイチジクの花って見たことは無いと思います。
イチジクの花はどこにあるの?
イチジクの花はどこにあるのでしょうか?実はイチジクの花は実の中にあるのです。
実の中にあるのですから外からは確認することは出来ません。イチジクを食べたら分かることですが実にはツブツブがあります。それが実は花なのです。花のブツブツした食感が
イチジクの独特な美味しさであり異質な果物であると言えるでしょう。
イチジクの受粉はどうするの?
果物には二種を植えて受粉させるものがあります。ブルーベリーがそうです。
しかしイチジクは一本で受粉することが出来ます。それを単為結果と言います。
イチジクコバチという名前のコバチがイチジクの下部にある穴から中に入り、受粉の手助けをします。イチジクの中でコバチは卵を産み、ふ化したコバチはやがて成虫になり、花粉を付けて外に出てきて他のイチジクに花粉を付けるので受粉出来ると言う仕組みになっています。
イチジクは子房壁や花床が肥大して果実を形成しています。
じゃあ、イチジクの中には虫がいるの?死骸があるのって心配になりますが、日本ではイチジクコバチは住んでおらず、研究が進んでおりイチジクコバチの受粉無しでも、同じように実がなるようになっています。
イチジクの収穫時期について
イチジクの主な産地は和歌山県、愛知県、大阪府です。愛知県、大阪府は所に寄れば台風や大寒の影響を受けない良い気候であり大変栽培に適していると言えるでしょう。
イチジクが実るのは夏秋の時期です。多く出回るのは8月から10月です。
まとめ
夏から秋にかけて美味しくなるイチジクですが、花は実はあのブツブツでありやがて種子になります。栄養にも優れていて女性に大変良い効果が期待できます。食べないダイエットやサプリメントに頼らない健康的な生活をしたいものです。
柿やぶどうに比べ、食卓に上らなかったイチジクですが、栄養面でも見直す価値ありと言えるでしょう。
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