梨は甘くておいしい果物です。犬が食べても大丈夫か気になりますね。今回は梨を犬が食べても大丈夫か調べました。
犬が梨を食べても大丈夫?
人間が食べられる食べ物すべてを、犬が食べても大丈夫とは限りません。イチゴや玉ねぎのようにあまりおすすめできない果物や野菜があります。
では、梨は食べても大丈夫でしょうか。
答えは「食べてもよい」です。ただし、梨はシャリシャリしている食感のとおり、食物繊維が多く、固い果物です。与え方によってはのどに詰まらせる可能性があるので、与え方には注意が必要です。
梨は犬の体にもよい果物
梨は夏の暑い時期に出回る果物です。人間と同様、犬も暑さで疲れることがあります。
梨のほとんどは水分です。利尿作用があります。体にたまった老這物を排出する手助けをします。そして、消化酵素であるプロテアーゼをふくむため、消化を促進します。
梨に含まれるアスパラギン酸が夏バテで疲れた体の疲労回復の手助けをします。
犬に梨を与える時に気を付けること
犬に梨を与えることは、基本的に問題ありません。加熱せず、生のまま与えてください。
ただし、食べてはいけない部分があります。
それは、種や未成熟な実。種や未成熟な実を犬に与えると中毒症状を起こします。最悪死に至る場合もあります。人間が食べられないものは、犬も食べません。
よって、犬に梨を与えるときには、人間が食べるときと同じように、皮をむいて、芯をとってあげましょう。
大きく切ると窒息する危険があります。窒息してしまわないように小さく切ってあげましょう。また、糖分が多い果物なので虫歯には注意です。体を冷やす食べ物なので、おなかを下さないように気を付ける必要があります。
おやつとして食べるのであれば、「一日のフード量の10%まで」をめどにしましょう。
まとめ
おいしい梨を犬にも食べさせたいですね。もちろん、梨を犬に与えて問題ありません。与える時には、人間が食べる時と同じように、皮をむいて芯や種を取り除いてください。そして、窒息しないように小さく切って与えましょう。未熟な実も食べられません。人間が食べられないものは犬も食べられない、ということを忘れないようにしましょう。
甘くて体を冷やす食べ物です。与え過ぎないように注意しましょう。
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