スイカは、緑と黒のしましま模様(縞模様)をしていますね。
なぜ、スイカは縞模様をしているのでしょうか?
調べてまとめてみました。
スイカはウリ科の植物
スイカは、ウリ科の植物です。
ウリ科には、他にもヘチマやキュウリ、マスクメロンなどの植物が含まれます。
例えば、マスクメロンには網模様があり、表面が平らではなくて盛り上がっています。
このように、ウリ科の植物には、皮にしわがあるものが多いのだそう。
スイカの縞模様は、触ってもすべすべとして盛り上がってはいませんが、ウリ科の植物にありがちなしわと同じようなものと考えるのが良いのだそう。
縞模様の黒い部分に種がある
スイカを切ってみるとわかるのですが、縞模様の黒い部分に種が並んでいます。
緑色の縞の部分を切っても、種はあまりありません。
仮説1:鳥から見て目立つようにと縞模様になった
なぜスイカが縞模様になったのかは、有力な説がありません。
仮説として考えられるのは、鳥から見て目立つようにと縞模様になったという説があります。
鳥がスイカを見つけて、種を運んでくれるようにするためでしょうか。
仮説2:突然変異で縞模様になった
二つ目の仮説は、突然変異で縞模様になったというものです。
もともとは、緑色一色での縞模様の無いスイカが、突然変異で縞模様がついたという説です。
スイカの果肉はなぜ赤いの?
スイカの果肉には、赤いもの、黄色いものなどがあります。
赤いのはリコピンという色素の影響によるものです。
黄色いのはキサントフィルという色素の影響によるものです。
まとめ
ウリ科の植物であるスイカは、ウリ科の植物にありがちなしわの代わりに黒い縞模様があります。
なぜ黒い縞ができたのかというと、有力な説はなく、仮説として、鳥から見て目立つように縞模様になったというものがあります。
あるいは、突然変異で縞模様になったと考える人もいます。
ちなみに、スイカの果肉が赤いのはリコピン、黄色いのはキサントフィルという色素の影響によるものです。
以上、スイカはなぜしましま模様であるのかについて、調べてまとめてみました。
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