玉ねぎは栄養豊富で、健康やダイエットのためによく食べるという人も多いのではないでしょうか。
スーパーでも価格の変動があまりない野菜なので、日常的に玉ねぎを料理に使う家庭は多いと思います。
そんな重宝する食材ですが、みなさんは玉ねぎを食べて、胸焼けや胃痛、胃もたれを感じたことはありませんか？
人により、そのような症状があらわれる場合もあるのです。
この記事では、玉ねぎを食べて起こる胸焼けや胃痛、胃もたれの原因と解消法について、まとめていきたいと思います。
胸焼け・胃痛・胃もたれの原因
玉ねぎには、「アリシン」と呼ばれる、強い殺菌成分をもつ成分が含まれています。
これはニンニクにも含まれ、玉ねぎとニンニクは同じ仲間に分類されるものです。
殺菌作用や抗酸化作用に優れているのは良いのですが、その作用が強すぎると、胃に負担がかかり、多くの胃酸が分泌されてしまいます。
このことが原因で、胸焼けや胃痛を感じるのです。
生の方が刺激が強く出るため、生の玉ねぎを食べたときに起こることが多いかもしれません。
「血液サラサラ食材」としても玉ねぎは人気がありますが、特にオニオンスライスなどとして生で食べる場合は、多量に摂らないほうがよさそうですね。
解消法
玉ねぎに含まれる「アリシン」に強く反応する場合には、そもそもあまりたくさん食べないことが一番の予防になるでしょうが、実際に胃もたれなどの症状が出てしまった場合の解消法としては、中和する食物を摂るのが良いようです。
よく知られているものとしてはリンゴや牛乳などで、胃痛や胸焼けを和らげてくれるといわれています。
アリシンは他にも
アリシンは玉ねぎのほかにも、ニンニクや長ネギなどに多く含まれています。
ニンニクはあまり生ではいただきませんが、ネギも白髪ネギなど生で食べる場合に特に、胸焼けなどを起こす可能性があります。
とてもおいしいですが、胸焼けや胃痛を起こしやすい人は、少な目の量にしておいた方が良いでしょう。
まとめ
殺菌作用や抗酸化作用など、良いことも多い玉ねぎですが、体質や食べる量によっては胃痛などを引き起こすしくみが分かりました。
適度な量を心がけたいですね。
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