頬が赤くなる‘りんご病’。
子供が発症する印象が強いりんご病ですが、大人でも発症する場合があります。
りんご病は感染する可能性もあるため、注意が必要です。
さらに、妊娠中にりんご病になってしまうと危険な事も。
りんご病の原因や対策についてもまとめました。
りんご病とは?
りんご病は伝染病の一種で、発症の原因はウイルス感染によるものです。
両頬に赤い斑点ができますが、鼻も赤くなる場合があります。
また、症状が悪化すると全身に赤い斑点が出来、痛みを伴う場合があります。
さらに、むくみも起こるため動くことが困難となります。
発熱の症状はなく、ただ頬が赤くなるだけというケースと、感染力が強いウイルスにかかり高熱が出るケースがあります。
一般的には2、3週間で完治すると言われている病気です。
りんご病の対策方法
りんご病の患者数は近年減少しており、医者がりんご病の判断を出来ない場合も多くなっています。
そのため、病院での誤診も増えていることが問題です。
痛みを抑えたい場合などは、病院で薬を処方してもらいます。
基本的にりんご病は薬ではなく自然に治るものであるため、無理に病院へは行かずに安静にしているという方法も有効であると言えるでしょう。
妊娠中は注意が必要
大人も発症する場合がありますが、安静にしていれば治ることと、子供よりも体力があるため神経質になる必要はありません。
しかし、妊娠中は注意をしなければなりません。
りんご病の感染により、体内に歯ウイルスが入ります。
胎盤を通り抜けて侵入しようとするウイルスに対して体が抗体を作るため、抗体が胎盤を遮ります。
そうなってしまうと、赤ちゃんに血液が届かなくなり、赤ちゃんが貧血状態に陥ります。
発育不全や心不全を起こし、最悪の場合は流産などの危険もあります。
りんご病の流行などの情報があれば、マスクをする、外出を控えるなどの対策を取りましょう。
まとめ
予防方法は、マスクなどでウイルス感染を防ぐことだけになります。
症状が出てしまった場合は、痛みを和らげるなどの薬はあるものの、りんご病自体に効果のある薬はないため、安静に過ごします。
また、妊娠中であれば、病院で検診を受けるようにしましょう。
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