りんごが感染してしまう病気として代表的なものは黒星病・赤星病・褐斑病の3つです。

これらの症状の特徴や、防除方法はどの様にすれば良いのでしょうか。

各病気について、それぞれまとめました。

褐斑病の症状

りんご 黒星病 赤星病 褐斑病 対策 防除

一般的には、歯に発生する病気。

しかし、稀にりんごの実にも症状が起こる場合もあります。

2~5mm程度の斑点が見られ、その後症状が進むと斑点ではない模様と化し‘病斑’となります。

さらに進行して行くと病斑の上に粒々が出来、葉全体が変色、もしくは一部が変色するのです。

黄色く変色した葉は枯れて落ちます。

りんごの実に症状が見られた場合、くぼみに病斑が出来て腐って行きます。

赤星病の症状

葉にオレンジの斑点が発生し、斑点が広がる症状が見られます。

病斑が広がると、葉の周りは赤くなることが多い点が特徴です。

症状が進行すると、葉が落ちます。

りんごの実にも、葉と同様の病斑が見られるようになり、奇形のりんごになります。

菌が原因ではありますが、りんご同士で伝染することはありません。

菌が空気に乗って飛散し、感染してしまいます。

ビャクシン類の菌が原因となるため、りんごの周辺にビャクシン類を植えないことが防除になります。

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黒星病の症状

葉にもりんごの実にも発生します。最初に色が抜けたようになり、その後症状が進むと黒の病斑になって行きます。

基本的には葉の表面に見られますが、気温が高い時期になると葉の裏面にも見られることがあります。

熟す前のりんごの実に発病することが多いのですが、熟すにつれて奇形や割れるなどの症状が見られるようになります。

雨により伝染するため、寒い時期や、雨は多い時期に発病することが多い症状です。

開花する前に薬剤で予防することで感染する確率を大幅に下げることが出来ます。

まとめ

奇形や裂果となってしまえば、味は良くても出荷できません。

防除方法は、やはり薬剤の予防です。

りんごは病気になりやすいため、薬剤を使用せずに栽培をしている農家は非常に稀なのです。

 

 

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