メロンにはカリウムや葉酸などの栄養成分が多く含まれていますが、果肉の色によって含まれている成分が違ってくるようです。
どの成分が違うのでしょうか?
ここではメロンの色による栄養成分の違いをご紹介します。
メロンの栄養成分
メロンには様々な栄養成分が含まれており、特にカリウムは果物の中でもトップクラスの多さになります。
青肉、赤肉どちらにも多く含まれているので、むくみをとりたいときなどは、果肉の色は気にしないでいいようです。
果肉の色によって違う成分は?
メロンの果肉によって違う成分は、β-カロテンになります。
このβ-カロテンが多く含まれているメロンが赤肉メロン、少しだけ含まれているのが青肉メロン、ということになります。
β-カロテンはニンジンなどの緑黄色野菜などに含まれているものと同じで、赤肉メロンは可食部100gあたり3600㎍、ニンジンは可食部100gあたり7200㎍、カボチャは可食部100gあたり3900㎍、となっています。
ニンジンには及びませんが、カボチャと同じくらいの含有量です。
緑黄色野菜が苦手な方は、赤肉メロンでβ-カロテンを摂取するのもいいかもしれませんね。
メロンのβ-カロテンってどんな成分?
β-カロテンは体内に入るとビタミンAとなる成分です。
ビタミンAには皮膚や粘膜の健康を保つ働きがあると言われています。
ビタミンAを取ることで、鼻やのどの粘膜を正常に機能させることで、細菌やウイルスの侵入を防ぐ効果が高くなり、風邪の予防などの免疫力を高める効果が期待できるようです。
β-カロテンは美肌にも効果が?
β-カロテンには抗酸化作用があると言われており、細胞にダメージを与える活性酸素を取り除く効果が期待できるそうです。
このため、美しい肌をキープしたり、お肌の老化を抑制する働きが期待できるそうです。
まとめ
メロンにはカリウムなどの栄養成分が多く含まれていますが、赤肉のメロンにはβ-カロテンがたくさん含まれているようです。
青肉メロンにはあまり含まれていないので、風邪予防などの効果を期待するならば、青肉メロンよりも赤肉メロンを食べた方がいいようです。
含まれている量も、緑黄色野菜であるカボチャと同じくらいの量が摂取できるので、緑黄色野菜が苦手な人は、赤肉メロンでβ-カロテンを摂取するのもいいかもしれませんね。
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