家庭菜園をしていると、ふとメロン作ってみたいな、と思うこともあるかもしれませんね。

メロン栽培は難しそうですが、露地栽培でも栽培することができるようです。

ここではメロンの露地栽培の方法についてご紹介します。

 メロンの露地栽培

メロン 露地栽培 方法

メロンの栽培は難しそうですが、露地栽培でもきちんと管理すれば栽培することができます。

ですが、水分管理や温度管理をする必要があるため、マルチと呼ばれる黒のビニールシートをかぶせる、ビニール製のトンネルをかぶせる、などの手間をかける必要もあります。

苗から?それとも種から?

一番初めの問題として、苗から始めるか、種から始めるか、というものがありますね。

初心者の場合は苗から始めた方が、時間も手間もかからないのでいいようです。

苗の選び方のポイントとしては、葉の緑色がしっかりしているもの、本葉が3~4枚になっているもの、葉の節間が伸びすぎず、しっかりと詰まっているものがいいようです。

また、種類としては、網目が出るものは露地栽培には向いていないそうです。

網目のあるメロンを作りたい場合は、立体栽培を行うといいようです。

家庭などで栽培しやすい品種としては、プリンスメロンなどがおすすめのようです。

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 メロンの露地栽培の方法は?

メロンの露地栽培をする前に、まずは土をメロン栽培に適したものにしましょう。

10㎡あたり、窒素100~120g、リン酸150~200g、カリ120~150gを施用するといいようです。

・植え付け

植え付け時期は、最低気温が14度、最低地温が16~18度になるころから行えるようです。

植え付け後地温が高い方がいいようで、植え付け後2週間ほどはトンネルを張った方がいいそうです。

また、畝は幅120cmほどにし、植え付け間隔は60cmほど開けるといいようです。

植え付けはスムーズな活着のために晴天の午前中に行い、マルチをかぶせてあげましょう。

・植え付け後

植え付け後は家庭菜園などでは本葉4~5枚で親づるを摘心し、子づる2本仕立てとするのがいいようです。

定着後、新しい葉が生えてきたら本葉4~5枚を残して摘心します。

さらに、力強い側枝2本を残し、他は除去します。

着果節位の側枝は早めに除去し、子づるの先端は25節前後で交配の2~3日前に摘心をします。

着果節以降の側枝も、先端の3本を遊びづるとして残し、それ以外は除去します。

基本的には子づる二本仕立ての4果取りにするといいようです。

・受粉

メロンは雄花と雌花に分かれているので、花の数が少ないと、虫などによる受粉では実が付かない可能性もあります。

そこで、花が咲いたら人工授粉をすることをお勧めします。

受粉は早朝に行うといいようです。

また、他株の花粉を使うと着果が良くなるそうなので、もし2株以上栽培している場合は、他株の花粉を使用してみましょう。

・追肥

着果したころと、実がピンポン玉くらいになったころに追肥をするといいようです。

1株当たり、リン酸、窒素、カリの割合が各8%のもの10gを追加するといいそうです。

ですが、肥料が多すぎると葉にばかり栄養が行ってしまうので、様子を見ながら与えるようにしましょう。

・摘果

実がピンポン玉大程の大きさになったら、1本のつるに2個の実を残して、残りを摘果します。

残す実が低節位の場合、小玉で扁平なものに、高節位だと大玉にはなるものの、糖度が上がりにくい傾向にあるそうです。

・収穫

受粉後15日ごろに、果実がひび割れするのを防ぐためにメロンマットをひくといいようです。

収穫期は品種などにより変わってきますので、苗を買ったときの説明書などを参考に収穫をします。

果梗の毛が無くなり、わずかに芳香が感じられたら完熟のサインだそうです。

収穫の10日ほど前から水やりを控えることで、果実の糖度を上げ、裂果も防ぐことができるそうです。

 まとめ

メロンは露地栽培でもきちんと管理をすれば収穫ができるようです。

少し家庭菜園に慣れたころに挑戦してみるのもいいかもしれませんね。

コンパニオンプランツとしてネギを一緒に植えると、有害な土壌菌を減らし、メロンの生育を助けてくれるそうです。

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