アンパンにはあんこが、クリームパンにはクリームが、ジャムパンにはジャムがそれぞれ入っていますよね。
ですが、メロンパンにはメロンが入っていることはあまりないですよね?
なぜメロンパンはメロンという名前が付けられたのでしょうか?
ここではメロンパンの名前の由来についてご紹介します。
メロンパンの名前の由来は果物のメロンからきているの?
メロンパンと言えばフワフワのパンの上にサクサク甘いクッキー生地が乗っている、子供から大人まで人気の高いパンですよね。
メロンパン専門店などに行くと、オレンジメロンパンやメープルメロンパンなど、様々な種類が売っていて、個人的には「メロン関係ないじゃん」と思うこともしばしば。
実はメロンパンの名前の由来はいくつかあるようで、現在主流となっている説は、表面のクッキー生地に数本の線や格子状の溝が入れてある様子が、マスクメロンの模様に似ているから、という説のようです。
その他の由来は?
メロンパンの名前の由来として、パンの上に乗せるクッキー生地のメレンゲがなまって、「メロンゲ」となり、それが「メロン」となった、という説もあるようです。
他にも、もともとメロンパンにはメロンフレーバーが入っていた、という説もあるようですよ。
地域によって違うメロンパンの形
メロンパンと言うと丸くて上に乗っているクッキー生地に格子状の模様が入っているものを想像しますが、地域によっては違う形のものをメロンパンと呼んでいるようです。
また、近畿地方と四国地方の一部、中国地方の一部では、円形のメロンパンを「サンライズ」と呼ぶこともあるそうです。
紡錘形のメロンパン
神戸や京都、広島の呉市など、一部の地域では、アーモンドを縦に割ったような紡錘形のパンをメロンパンと呼んでいるそうです。
上には普通のメロンパンのようにクッキー生地が乗っていて、この生地には数本の溝があり、当時メロンとして売られていた「マクワウリ」に似ていたため、メロンパンと呼ばれるようになったそうです。
まとめ
メロンパンの名前の由来は、メロンの網目模様に似ていることが現在での主流のようです。
たまにメロン果汁を使用したクリームが入っているメロンパンなどにであったりもしますが、命名された理由とは関係がないようです。
個人的にはメロンクリーム入りのメロンパンは大好きです。
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