果実からメロンの香りがして来たら食べごろだとも思っている人もいますよね。
メロンの香りというのは、多くの人が想像するのは果実の美味しそうな匂いなのではないでしょうか?
メロンの花から香りがすることはあるのでしょうか?
そして、メロンの香りというのは人工的にも再現することが可能だということを知っていますか?
メロンの花とはどんな花?
メロンの花というのは、あまり見たことが無いかもしれませんよね。
簡単に説明すれば、キュウリの様な黄色い花が咲きます。
とても鮮やかなきれいな色をしていて、雌雄の花を持っているのです。
栽培する時には、人工的に受粉させることが必要になりますので、一つの花だけでは果実ができないのです。
開花するのは夏にかけての5月~7月くらいが一般的ですが、全てを残してしまうとメロンが大きくなりません。
そのため、栽培する時には残す花と摘み取ってしまう花に分けているのが現状のようです。
香りと言われたら花?実?
メロンの香りを表現してくださいと言われたら、どのような表現をするのでしょうか?
やはり果実の香りを表現したくなりますよね。
とてもいい香りがしますし、その香りだけでメロンなんだと分かるくらいの特徴があります。
しかし、私たちの身近な商品に使われているメロンの香料は、天然ではなくほとんどが人工的に調合されていることを知っていますか?
化学が発達してきている現代では、香りの成分を表すことが可能になっていると思います。
聞きなれないのですが、メロンの香りの特徴としてはグリーン香と呼ばれるものがあるようです。
酢酸エステル類、プロピオン酸エステル類、酪酸エステル類などの他にも数種類の成分が混ざってメロンの香りを出していることが分かっているようです。
そのため、お店で売られているメロンの香りというものは、本物ではないことが多いのです。
フレーバーとして人気があるようですが、その実態は花でもなく実でもない人工的に作られている香りをメロンだと思っているだけかもしれないのです。
まとめ
やはり、本物の香りをかいだ時には独特の香りと食欲があるかと思います。
作られている技術もすごいのですが、本物を楽しんでみる時間も必要ではないでしょうか?
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