栽培しているメロンが病気にかかることがあります。
大切に育てていても、突然メロンの様子がおかしくなったら驚きますよね。
では、メロンにはどんな病気があって、その病気を予防するためにはどうしたら良いのでしょうか。
メロンがかかり易い病気は?
メロンは日当たりが良く、通気性と排水性の高い土壌を好む野菜です。
逆に、多湿にはとても弱いため、水の与え方や与えすぎが原因となる病気が多く、注意する必要があります。
このため、梅雨のように長雨が続く時期に湿度が高くなるとカビが原因で起こる病気にかかり易いそうです。
たとえば。
うどん粉病やツル割れ病、べと病や斑点細菌病などがあります。
うどん粉病は?
うどん粉病とは、メロンの葉の表面にうどん粉Wまぶしたような白色斑点が出る病気で、進行すると葉全体に広がります。
6~8月に発生しやすく、原因としてカビが挙げられます。
梅雨の時期に冷涼で乾燥状態が長くつつくと発生するといわれています。
治療には薬剤が必要となります。
ツル割れ病
株が昼間は萎れ、夜には回復することを繰り返し、やがて病気が進行すると回復せずに萎れたままになってしまう病気をツル割れ病と言います。
6~7月に発生しやすく、ウリ科の野菜と連作していると発症する可能性があります。
治療は薬剤の使用が必要です。
べと病
カビが原因で起こる病気です。
メロンの葉に薄い黄色の小病班が葉脈に沿って発生します。
進行すると角張った紋班に変化します。
葉裏には、すす状や白色のカビが生えてきます。
6~8月の低温多湿環境で発生しやすくなります。
治療は薬剤治療が可能です。
斑点細菌病
初期の段階では、メロンの葉に水が染みたような薄い黄色の病班が発生します。
進行すると褐色の角張った大きな病班に変化します。
6~8月の20~30℃くらいで、多湿になると発生するそうです。
薬剤を使用する治療ができます。
まとめ
この他にも数多くの病気が発生する場合がありますが、梅雨の時期から夏にかけて発生する可能性が高く、多湿又は乾燥状態で発生するようです。
どちらの場合も、水分を適度に保つ必要がありそうですね。
通気性を良くしておくことも大切そうです。
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