メロンを栽培していると、葉っぱが白っぽくなってくることがあると思います。
この葉っぱが白くなってくる病気に、うどん粉病というものがあります。
メロンはうどん粉病になりやすい果物です。
ここではメロンのうどん粉病の原因や対策、農薬についてご紹介します。
メロンのうどん粉病って?
うどん粉病というのは、ウリ科の植物がかかりやすい病気です。
葉っぱに粉をかけたように白い部分ができ、それがどんどん広がっていき、最後には光合成をうまくすることができずに枯れてしまうという恐ろしい病気です。
うどん粉病の原因は?
うどん粉病の原因はカビです。
うどん粉のように白く見える粉は実はカビが繁殖したものなのです。
初夏と秋に発生することが多いようです。
カビが原因なので、どこからともなく飛んできたカビの胞子が付くことで発症してしまうこともあるようです。
うどん粉病の対策は?
うどん粉病の対策としては、早期に発見することが一番の対策になるようです。
早期の場合ならば、自作のスプレーなどで対策することができるようです。
自作のスプレーとしては、水500㏄に重曹1gを溶かした重曹スプレーや、水50ccにお酢3ccを混ぜたお酢スプレーなどがあるようです。
農薬は使わなくても大丈夫?
メロンを大量に栽培している場合などは農薬を使用しないと対処ができないかもしれませんが、家庭菜園などの小規模な場合は農薬を使わなくても対処できそうです。
うどん粉病がひどくなってしまった場合は、ひどい部分の葉を摘み取り、残った葉に自作のスプレーをかけておきましょう。
1度では治すことはできないと思うので、1週間おきくらいに何度かスプレーをするようにしましょう。
このとき摘み取った葉は、他の葉にカビが移らないように、そっとビニール袋などに入れて捨てるようにしましょう。
置きっぱなしにしていると、カビの発生源になってしまいます。
どうしてもうどん粉病の勢いが治まらない場合は、市販の薬剤を利用するようにしましょう。
カダンセーフなどが有名だそうです。
まとめ
メロンのうどん粉病は早期発見をすればそこまで怖い病気ではありません。
ですが、進行の早い病気ですので、気づいたときには葉っぱが真っ白、なんてことにもなってしまいます。
大事に育てたメロンが枯れてしまわないように、日々の観察を心がけましょう。
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