明治時代から日本で親しまれている紅玉(コウギョク)。

もとはアメリカのりんごですが、明治に輸入されてから現在まで作り続けられている、歴史ある品種です。

果実は小ぶりで、真っ赤な色が特徴の品種です。

品種改良により、新しいりんごが次々に生まれている中で注目を浴びなくなってしまいました。

一時は数も減ってしまい、手に入らないほどに。

現在は生産量が増え価格も落ち着いているため手に入りやすくなっています。

紅玉の見た目や味の特徴

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果実が小さく、皮が真っ赤になることが特徴。

りんごの実は凝縮されており、焼いたり煮たりとスイーツ用にアレンジを加えても形が崩れにくいことも特徴です。

海外ではアップルパイなどを作る時に重宝されているのです。

果実は固く、アレンジを加えずに食べると噛み応えがあります。

味は甘味と酸味のバランスが良く、りんごの香りも強いためベタベタとした甘さだけが口に残るという印象ではありません。

紅玉の旬の時期は?

収穫の時期は、地域によって異なります。

生産地は青森県が約60%。

圧倒的な生産量ですね。

この青森県では、10月に入ると収穫を行い、春にかけて市場で見られます。

旬は10月~11月頃であると言えるでしょう。

次いで生産量の多い長野県では9月から収穫が始まるため、少々早く市場で見られます。

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紅玉の値段は?

生産量の減少により、スーパーなどには多く出回らない紅玉。

通販での購入が、紅玉を確実に手に入れる方法です。

通販では1玉だけの購入は出来ないため、10個以上のセットで届きます。

そのまま10個を消費することは難しいため、コンポートなどにすると良いでしょう。

スーパー、通販ともに平均価格は1玉160円前後です。

まとめ

そのまま食べると、少々固さの気になる紅玉。

現在ではスイーツなどの製菓用としての用途が多いようです。

甘味と酸味のバランスが良いことで、砂糖を使用するスイーツには最適なのです。

食感も残るため、スイーツのアクセントにも最適。

そのため、スーパーなどではなく製菓店に卸されることの方が多いのです。

家庭ではジャムにすると日持ちもするため、おすすめの方法です。

 

 

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