りんごの赤い色素は‘アントシアニン’と呼ばれるものです。
青りんごは、このアントシアニンが作られずに葉緑素である‘クロロフィル’が見えている状態のりんごということ。
りんごが赤く熟す前の状態であるとも言えます。
しかし、成長に問題があるという事ではありません。
‘青りんご味’として数多くの商品が存在している通り、味には特徴があります。
酸味が少なく、甘味が強いことが特徴です。
赤りんごと青りんごでは栄養素が違う?
りんごの主な栄養素は、ポリフェノール、プロシアニジン、カリウムです。他にもアレルギーの症状を抑えたり、コレステロールを下げる効果のある成分も含まれています。
非常に栄養素の高い果物なのです。
青りんごの方が、プロシアニジンを多く含んでいると言われています。
これは脂肪燃焼や脂肪の蓄積予防の効果が期待できる成分です。
ポリフェノールの一種でもあります。
しかし、意識をして選ぶほど、成分量に大きな差はありません
青りんごの旬とは?赤りんごとは違う?
りんごは年中収穫が可能であるため、際立った旬というものは存在しないとも言われています。
しかし、出荷量が多くなる10月から12月は旬であるとも言われています。
季節によって、特別味に変化が起こることは非常に少ないのです。
青りんごであっても赤りんごであっても、旬は同じであると言えるでしょう。
青りんごにはどの様な品種はある?
青りんごと一言で言っても、王林など黄色や黄緑色のりんごも青りんごと呼ばれます。
王林は青りんごの中でも甘みが強いことが特徴です。
さらに、柔らかいため子供や年配の方でも食べやすいことが魅力です。
まとめ
青りんごにも様々な種類があり、意識するほどではないものの栄養素にも違いはあるようです。
青りんご味のサワーやお菓子を見かけても、赤りんごとの違いを意識したことがある方は少ないのではないでしょうか。
そもそも熟す事が出来ない・梨の仲間なのでは等、様々な想像をされることが多い青りんご。
青りんごでも赤りんごでも、色にこだわらず自分好みの味のりんごを見つけてみてくださいね。
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