りんごの品種の1つに、‘秋映’というりんごがあります。
スーパーなどでは見かける機会が少ない品種なのですが、実は非常に美味しいりんごであると注目を集めているのです。
秋映とはどの様な味なのでしょうか。
また、品種にはどの様な特徴があるのかをまとめました。
実は美味しいりんご?秋映の味とは?
長野県生まれの秋映は、甘味と酸味が強く味が濃いことが特徴です。
スーパーで売られることが多く、食べる機会の多い‘ふじりんご’と比較をした際には酸味が強いと感じる方も多いようです。
しかし、これは甘味に加えて酸味も強い、つまり味が濃いことによるものであり、マイナスな事ではないと言えるでしょう。
秋映は非常に果汁が多く、みずみずしいことも特徴です。
みずみずしく味が濃いため、‘りんご’という果物を満喫することが出来ますね。
秋映の赤色の秘密
一般的に、美味しいりんごを選ぼうと思った時には、赤色の美しさを見るのではないでしょうか。
青森県など寒い地域で多く栽培されているりんごは、熟すほどに鮮やかな赤色になります。
このことから、購入する際には綺麗な赤色のりんごが美味しいとされているのです。
秋映は熟した際の色付き方が良いため、熟すと赤を通り越し、赤黒くなることが特徴です。
そのため、鮮やかな赤いりんごが美味しいと考えている方には、色が悪いと思われてしまう事もあるのです。
しかし、赤黒くなった秋映は熟している証拠なのです。
美味しい秋映を選ぶ際には、鮮やかな赤よりも黒に近い色味のものを選びましょう。
まとめ
秋映の生産量は、1位は長野県で9割以上の生産量を誇ります。
しかし、2位以降は山形県・群馬県・富山県・山口県と続きます。
本来であればりんごの栽培には適していない地域であるとも言えます。
赤い色を出すためには寒い地域で生産することが適しているとされるりんご。
秋映は暖かい地域であっても赤い色がつく特性を持って居るため、南の地域でも生産をすることが可能となっているのです。
そのため、東北地方のみならず全国で生産が可能となる、非常に注目度の高い品種でもあると言えます。
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