赤ちゃんの成長には欠かせない離乳食ですが、産まれて初めて食べ物を食べる赤ちゃんにどのように食べさせたら良いのか迷うママも多いのではないのでしょうか。
今回はみずみずしく美味しい秋の代表の果物、梨の食べさせ方を見ていきましょう。
梨は離乳食初期から
赤ちゃんへの梨は、離乳食初期からあげることが出来る果物です。梨は、その90%が水分で出来ていて甘いので、赤ちゃんに食べさせやすい果物のひとつです。
他の果物と比べてアレルギー性は低いと言われていますが、全くアレルギーの可能性がないわけではないので、2~3日かけてひとさじずつ様子を見ながらあげてくださいね。
離乳食の食べさせ方
離乳食の初期では、梨をすりおろしてから裏ごしし、繊維を取り除いてからレンジなどで加熱してからあげてください。
離乳食中期には、すりおろした状態で加熱してからあげてみましょう。梨の繊維は、加熱することでやわらかくなるので、赤ちゃんが食べやすくなります。
離乳食後期には、梨を細かく刻んだものから徐々に大きくして加熱をしてから食べさせてみましょう。手づかみ食べを始めてみたいママは、梨を薄くいちょう切りにして加熱してからあげてみるのもおすすめです。
赤ちゃんにおすすめの梨の品種
梨には様々な品種があり、味も甘い梨から酸味の強い梨があります。酸味が強い梨は、苦手な赤ちゃんが多い傾向にありますので、出来るだけ甘い梨が良いでしょう。幸水などは酸味も少なく果肉もやわらかい品種なので、おすすめです。
赤ちゃんにも良い梨の栄養
赤ちゃんにとって、梨には水分が多くて甘いだけでなく、体に良い栄養も沢山含まれています。梨には、夏バテを回復するアスパラギン酸や、解熱効果があるソルビトールなどが含まれていて、喉や肺などに良いと言われているので、風邪の引き始めなどに食べさせてみるのも良いでしょう。しかし、梨に含まれている食物繊維は、赤ちゃんには消化しにくく、梨には体を冷やす効果もあるので、あげすぎには気を付けましょう。
まとめ
梨は他の果物と比べて、長く保存出来る果物のひとつですので、毎日離乳食を作るママにとって扱いやすい食べ物でしょう。上手に活用して、赤ちゃんに甘くておいしい梨をあげたいですね。
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