梨はみずみずしくて生で食べる秋の代表的な果物のイメージですが、実は種類に寄っては夏から出回っているものもあります。加熱して食べたら栄養は変わるのかどうかも気になっていませんか?

元々梨にはビタミンは少ない

生で食べることが一般的な梨ですが、加熱をするとまた違った味わいを堪能できる魅力があります。加熱によってビタミンが減ってしまうと思われるでしょうが、梨は元々ビタミンの含有は少なめですので、損失があってもそれほど影響が出ません。

嬉しいのは、セルロースやミネラルなどの成分は、加熱をしても影響を受けないことです。

加熱することで得られるメリット

梨は、身体を冷やす作用があるので水分補給や熱い時期の身体をクールダウンしてくれる有難い果物です。そのため、昔から解熱をしたい時に重宝な果物と言われているほどです。

しかし、冷え性があったり妊婦だったりする場合には、冷え過ぎを避ける必要があるので、加熱して食べる方が無難です。

また、食物繊維が豊富であり便秘の解消を目指せるのですが生だと刺激が強く感じてしまう胃腸が弱い人でも、加熱をすれば心配なく食べることができます。

胃を労わるためのまるごと梨を使ったレシピ

加熱しても、栄養素は変わらない成分もあるので、冷えを気にしてしまう人や生ではお腹がゴロゴロしてしまう人は、まるごと梨を使ったレシピはいかがでしょうか?

梨の芯をくりぬいて、そこに氷砂糖を入れて蒸し器で30分程度蒸すだけで完成します。ハチミツを入れても美味しく召し上がれます。ちょっと風邪気味だと言う時にも、梨の成分が喉に優しく食べやすくなります。

梨 加熱 栄養

皮にはアスパラギン酸などが豊富

生だと皮を当たり前のようにむいてしまいますが、皮にはアスパラギン酸などの栄養が豊富にあるので、皮ごと食べる加熱調理がおすすめです。

たとえば、鶏の炒め煮に梨を皮ごとすりおろして使えば、まろやかな甘さがありお肉も柔らかくなります。

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まとめ

生で味わうのももちろん美味しいけれど、加熱しても栄養が変わらず皮ごと食べられる梨。色々なバリエーションを知っておけば、夏から秋にかけて美味しさを満喫できるようになりますね。甘みが劣る梨でも加熱することで問題なく食べられるようになりますよ。

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