やわらかさもあり、水分が多く甘みもある梨。赤ちゃんの離乳食を始める時期には、梨を与えるのも適しているのではないかと思われるでしょう。しかし、赤ちゃんに与える時期によっては注意をすることがあるのをご存知ですか?
離乳食の初期で与えられるのは生後6ヶ月程度から
離乳食を与え始めるのは、概ね生後6ヶ月程度からになりますが、梨はやわらかくて水分も多く甘いので与えやすい果物ではないかと思われるでしょう。しかし、梨には食物繊維が多く含まれていることや排便を促すソルビトールも多いので、出来るだけ注意をして与える必要があります。
特に赤ちゃんは、胃腸の状態も未発達ですので、ダメージを受けてしまい下痢になる可能性もあるからです。
そのリスクを避けるためには、梨を加熱して適量を与えてみることから始めてみましょう。
離乳食の中期なら生で与えられるのは生後1年から
生後半年を過ぎてから、初期の離乳食として与えてみて特別なアレルギーや症状が出なかった赤ちゃんには、生後1年からは離乳食の中期になるので生で与えることも可能です。
アレルギーというのは、口の痒みや喉の違和感や痛みがありますし、時間が経過して起こるものとしては下痢や嘔吐を起こす場合もあります。また、アレルギーと指定ではなく、食物繊維やソルビトールが多いために赤ちゃんはお腹が緩くなってしまうことも可能性としてはあります。
ですので、離乳食中期で生で与える場合にも、このような変化がないかということは注意をしておく必要があります。
加熱するとどうしてアレルギーが抑えられるの?
梨を加熱することによってアレルギーを引き起こす原因となっているたんぱく質に変化を起こすことができます。それによってアレルギーを引き起こすリスクを減らせるようになるので、与えやすくなるわけです。
これは、梨以外でも、バナナ、オレンジ、リンゴなどの果物でも、これまでに梨でアレルギーが出た赤ちゃんの場合には、起こる可能性があると知っておと選ぶ際に役立ちます。
まとめ
赤ちゃんがいる家庭で離乳食の時期に合わせた梨の与え方があることを知っておくと、アレルギーや下痢などの症状が起こるリスクを減らせるようになるので、心配も軽くなりますね。成長段階に応じた適切な与え方を離乳食では意識してみるのが、とても大事なポイントです。加熱によって生では合わない赤ちゃんでも食べられるケースもあるので、知っておけば役立つようになりますね。
今のあなたにおすすめの記事