パイナップルなどの南国系フルーツは食べると口の中に違和感を感じることがありませんか?
これらは何が原因なのでしょうか。
今回はパイナップルの成分について調べてみました。
パイナップルにはどんな成分がある?
パイナップルの主な栄養成分の代表的なものには、ビタミンC、ビタミンB1、食物繊維、ブロメラインというたんぱく質分愛酵素、鉄やマグネシウムなどのミネラルなどが含まれています。
パイナップルの主な効果効能
主な栄養成分ごとに説明すると、まずビタミンCには風邪の予防や疲労回復、美白・美肌効果などがあげられます。
つぎにビタミンB1には、糖分を分解する酵素を助けて、エネルギーに変える手伝いをする働きがあることから、代謝がよくなり、疲れや集中力アップ、イライラ解消などの効果があります。
つぎに、食物繊維ですが、これは便通を良くし、腸を綺麗にする働きがあります。
またそのことに連動し、新陳代謝が良くなり、ダイエットにも効果的であると言われています。
さらに、ブロメラインというたんぱく質分解酵素には、たんぱく質の消化を助けてくれることから、お肉料理と一緒に摂取することでたんぱく質の消化を助け、腸内の腐敗物を分解してくれる働きがあります。
酢豚などはその良い特徴を生かしたお料理と言えるでしょう。
消化器系障害にも効果があるそうです。
最後に鉄やマグネシウムですが、これは貧血予防として有名な栄養素ですね。
パイナップルの注意点
最初にあげたように、パイナップルを食べると口腔内が荒れることがよくあります。
これは前述にも述べましたブロメラインという成分による影響です。口腔内はたんぱく質で覆われておりますので、そのたんぱく質が分解され、ヒリヒリしたり、痛みを感じたり、かゆみを感じてしまうのです。
大抵は15分ほどで治りますが、ひどいときには水分をとるなどの対処法をし、ひどい場合には、医療機関で受診をしましょう。
まとめ
パイナップルには優れた栄養素がたくさん含まれておりますが、注意するべき点、またアレルギーの報告もありますので、特に小さなお子様には注意をしましょう。
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