イチゴの花が咲き、実が大きくなり色づくのを観察するのは楽しいですね。

でも、一体いつ収穫すれば良いのでしょうか。

早く収穫しすぎて、イチゴが硬かったり酸っぱかったりするのも、遅すぎて傷み始めていたり、虫や鳥の被害も心配です。

せっかく育てたイチゴの一番いい時期に収穫したいものです。

イチゴを収穫する目安についておしらせします。

イチゴが収穫できるまで

イチゴ 収穫 目安

・イチゴが花を咲かせるまで

早くに咲いて枯れた花や葉っぱは早めに根元から取り除きます。

ランナーも出てきますが、収穫が終わるまでは切り取ります。

特に、秋植えのイチゴの場合、暖かくなる前に咲いた花は実にはなりません。

大きく咲いているともったいないように感じますが、イチゴの株を弱らせないためにも、早めに摘み取ってしまいます。

・イチゴの花が咲いたら

イチゴの花が咲くと受粉が必要です。

地植えや外に置いているプランターでよく虫が来ている苗は心配ありませんが、室内で育てている場合や、虫が少ないと思われる場合は綿棒や柔らかい筆で人工授粉します。

イチゴは受粉がうまくいかない場合に実が奇形化しやすいので、人工授粉が確実です。

いよいよイチゴの収穫

・イチゴの開花から収穫まで

イチゴは開花してから、実が収穫できるまで約30日です。

受粉後、成長の止まった青い実や奇形の実は摘み取ります。

イチゴの実が大きくなると、鳥や虫に実が狙われます。

防鳥ネットを張ることをお勧めします。

特に露地栽培の場合は、次々に実がつき始めるので鳥を追い払うのは難しくなります。

プランターで鳥の来ない場所に移動できるのであれば大丈夫でしょう。

防鳥ネットを張るのが難しいようでしたら、排水溝用のネットをイチゴの実にかぶせると鳥よけになります。

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・収穫する時の注意点

イチゴは熟し始めると早いのです。

気温の上がりやすい時期の収穫ですから、朝に「もう少し」と思って置いていても、夕方には熟しすぎていることがあります。

朝早めにイチゴの実を見て、少し早いかな、硬めかなと感じるぐらいの時に収穫してしまいましょう。

イチゴは摘み取った後にも熟しますので、早めの収穫でも構いません。

イチゴ狩りでは、手で摘む場合が多いですが、家庭菜園ではハサミで切りましょう。

シーズン初めでは、この後も次々と実がなります。

イチゴの株に傷をつけないようにします。

まとめ

イチゴの収穫の目安は、開花から30日ぐらいですが、気温や湿度に左右されます。

鳥や虫に狙われるのも心配です。

毎日、イチゴの実を観察して、真っ赤に色づいたら早めに収穫するようにしましょう。

6月に入って、花芽が出なくなれば収穫も終わりです。

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