イチゴの苗はよく園芸店などで販売されていますが、イチゴの種というのは見当たらないということを疑問に思われる方もおられるかもしれません。
ここではその理由や、種から発芽をさせる方法について焦点を当ててお話ししていきます。
イチゴの発芽の難易度
イチゴの発芽自体の難易度は条件が揃えばそれほど高くはないと言われています。
しかし発芽した後が問題で、基本的に種から発芽させて育てたとしても、肝心の実をならせるまでにはなかなか至らないと言われています。
また、実がなったとしても形や大きさなどに問題が出るということが多いと言われています。
そのため、イチゴの発芽はちょっとした実験程度で臨むのが無難であるとも言われています。
イチゴの発芽に必要なもの
イチゴの発芽には、日光や水分が大事であることはもちろん、適切な温度も重要になってくると言われています。
イチゴを発芽させるのに適切な温度は、約20℃~約25℃ほどであると言われています。
また、土については酸性の土が望ましいと言われています。
発芽させる具体的な方法
そしてイチゴを発芽させるには、上記で挙げたもの以外で必要なことがもう一つあると言われています。
それは、予め一度冬眠を経験させてあげることだと言われています。
イチゴというのは冬眠によって寒さをある程度経験し、休眠から覚めることで生育を進めることができるという特徴があると言われており、それは発芽の段階でも同じことが言えると言われています。
ですが、発芽の場合は冬眠を経験させていなくても芽は出てくると言われてはいます。
ただし、その場合は発芽までに随分と時間がかかると言われています。
そして具体的な発芽の方法というのは、まず市販のイチゴの表面から種となる粒を取り出して暖かい時期になったら土にまくという、至ってシンプルな方法であると言われています。
尚、種は日光が当たらないと発芽しないので、ポイントは種をまいたら土はかぶせないことだと言われています。
そして土が乾かないように霧吹きで水を毎日与えていくと、早くて2週間~1ケ月ほどで発芽が期待できると言われています。
まとめ
イチゴを発芽させるというのはなかなかに面白いものですが、元気な実を確実に収穫したいという目的がある場合はやはり種からではなく、園芸店やホームセンターなどでしっかりとした苗を購入して栽培するのが確実であると言われています。
ですが、結果はどうあれイチゴの発芽を試みることで、イチゴへの理解をより深めることができると言われています。
ですので、発芽について気になっているという方は挑戦してみるのも有意義であると言われています。
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