農薬の扱いは、いちごに限らず他の果物や野菜などを育てる際にも多くの方々が必ず悩むことであるかと思います。
ここではいちごの栽培において、どのような種類の農薬をどのようなときに使っていけばよいのかをお話ししていきます。
主な農薬の使用用途
まず、ここでの「農薬」という単語は化学農薬のことを指します。
一般的に農薬は、主に病気や虫の予防や治療に使われると言われています。
では、具体的にはどのような病気や虫にどの種類の農薬を使うべきであるのでしょうか。
以下にてお話ししていきます。
うどんこ病
うどんこ病は、いちごがかかりやすい病気の一つと言われています。
うどんこ病の主な原因とは、肥料の与えすぎであると言われています。
もしもいちごがうどんこ病にかかってしまった場合は、トップジンM水和液やベルクートなどの農薬を散布することで、うどんこ病を治療することができると言われています。
トップジンM水和液は、低濃度でも効き目が長いというのが特徴と言われており、ベルクートはうどんこ病だけでなく他のいろいろな病気にも効き目があると言われています。
虫の駆除
また、農薬を使うことで虫を駆除することもできると言われています。
主にアブラムシやハダニなどは、いちごの栽培をする上で気をつけなければならない虫であると言われています。
アブラムシは気温が高くなると発生しやすくなると言われ、マラソン乳剤という農薬で駆除が可能と言われています。
また、ハダニについてはアーデント水和剤やコロマイト乳剤などの農薬を使うことで駆除が可能と言われています。
農薬を扱う上での注意点
農薬は注意しなければ、人体に影響が及ぶ場合もあると言われています。
用法と用量を守るのはもちろん、しっかりとマスクを装着するなどの防護策をとり、そして周囲に農薬が飛び散らないようにする配慮が重要であると言われています。
また、使って残った農薬を下水などに流すと、環境汚染にもつながると言われています。
農薬の処分についても、しっかりと定められた方法で行うことが必要であると言われています。
まとめ
農薬と言っても様々な種類があると言われています。
ですが一方で、できれば農薬の使用は最小限に留められるように、日頃から予防をしていくことが大事であるとも言われています。
農薬は病気や虫に効く薬ですが、結局はいちごそのものにも何かしらの影響を与えると言われていますし、せっかく自分でいちごを栽培するのであれば、無農薬栽培を目指したほうが有意義であるとも言われています。
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