さくらんぼは初夏の香りを感じる旬の要素が強い果物です。
甘くて美味しく、小粒で綺麗なさくらんぼはダイエット効果もある言われ女性にも人気です。
旬の要素が強いと言われますが、その理由はさくらんぼの消費期限にあるといえます。
さくらんぼは傷みやすく、常温保存だとせいぜい2~3日程度しか持たず、放っておくと腐敗が進み果実がブヨブヨになって食べられなくなってしまいます。
冷暗所で保管するのがベストですが、さくらんぼは急な冷気に晒されると(5℃以下)果実が固くなり、更に風味が落ちてしまいます。
したがって冷蔵庫などで長期間保存しておくとさくらんぼ本来の美味しさを楽しめません。
では大量にもらってしまったさくらんぼなどはどのようにしたらよいのでしょうか?
調べてみました。
さくらんぼの冷凍!
さくらんぼは冷凍保存ができます。
しかし本来のさくらんぼらしいみずみずしさや風味は冷凍によって失われてしまうので、「さくらんぼ」と「冷凍さくらんぼ」を別の食べ物という認識で分けて考える必要があります。
冷凍の方法はさくらんぼの水気をペーパーータオルなどでふき取り、ジップロックなどの保存袋に入れて冷凍庫に入れます。
消費期限は約1ヶ月で食べる際は自然解凍させて食べます。
完全に解凍してしまうと実がブヨブヨして美味しくないので、シャーベット状にして食べるのが美味しい頂き方です。
冷凍さくらんぼの美味しい食べ方と栄養素
冷凍さくらんぼは生のさくらんぼと違い、シャーベット状のシャリシャリした食感や、冷たく甘酸っぱい風味を楽しむのが良いようです。
有効栄養素としてさくらんぼに含まれているアントシアニンやフラボノイドなどのポリフェノール類は冷凍では壊れることなく、安心して食べることができるようです。
また、レシピサイトなどで人気なのが『カルピス漬けさくらんぼ』で作り方はカルピスの原液に、軸を取ったさくらんぼを入れそのまま冷凍する方法が良いようです。
さくらんぼをカルピスの原液に漬けることによって、解凍した時の「水っぽさ」がカルピスが染みることによって軽減されるようです。
まとめ
さくらんぼを美味しく頂くのは『採りたてをその場で』が一番です。
しかし、さくらんぼ狩りや、貰い物で大量にさくらんぼを手に入れた場合は冷凍が可能だということを覚えておきましょう。
食感や風味は別物になりますが栄養素は殆ど残っているので、新しいさくらんぼの楽しみ方と割り切り、シャーベット状のさくらんぼを食べてみましょう!
きっとハマるはずですよ!
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