美味しいさくらんぼを自分で育てられたらなって思い、さくらんぼの種を撒いてみたけど発芽しない。
発芽させたいから何度も種を撒いたけど1度も発芽しなかった。
という経験をした事があるのではないでしょうか?
さくらんぼの種が水に浮く理由やさくらんぼは水に沈む?
について説明したいと思います。
さくらんぼの種が水に浮く理由は?
さくらんぼの種は凄く発芽がしにくいそうです。
でも、発芽率を上げる方法はさくらんぼの種を多く確保しましょう。
食べ終わったさくらんぼの種は綺麗に洗って、水を張った容器に入れてそのまま1日様子を見ましょう。
この時に浮いてくるさくらんぼの種は発芽する可能性がとても低いので除外します。
さくらんぼの種を発芽させるには、低温湿層処理と言って程良く湿った状態で冬の寒さを経験させる(5℃以下の程良く湿った土の中で3ヶ月程度種に低温状態を経験させる)必要があり、これをしないとほぼ発芽しないそうです。
低温湿層処理中さくらんぼの種が過度に乾燥させてしまうと発芽しなくなる可能性もあります。
発芽を成功させるポイントをまとめると、種を水の中に入れて選別(浮いた物は除外して沈んだ物だけを使う)、室外に置いたプランターなどに土保存、土が乾き過ぎないように管理する、2月頃にさくらんぼを植えたい場所に種を撒くが発芽を成功させるポイントになります。
さくらんぼの育て方
さくらんぼの苗木の育て方は、苗木の植え付けは12頃か3月頃に行います。
苗木高さは60cm〜70cmで切り返して植えましょう。
肥料は毎年12月に有機肥料、3月と収穫後に化成肥料を施します。
さくらんぼは自家受粉しない品種が殆どなので、さくらんぼの花が開花したら、5分咲きと満開の時の2回他品種の雄しべの花粉を筆先につけ、受粉させる花の雌しべにつけ人工授粉を行います。
開花時期が重なる他品種を近くに植えて置くとミツバチなどの虫や風で受粉する可能性があります。
さくらんぼの花が満開後20日程経過し幼果が見えてきた頃に、1か所に2粒〜3粒なるように摘果をしましょう。
摘果は小果や奇形実などを摘み取るようにします。
摘果することで果実の肥大も良くなります。
さくらんぼの成熟期が梅雨と重なるので、雨が多いと果実に水分が吸収されて裂果しやすなるので、梅雨の時期はビニールなど覆い雨避けしましょう。
果実は開花後40日〜50日で色付き成熟期を迎えるので、色付いた物から順に収穫します。
収穫時期を迎えると鳥に食べられやすいので、防鳥ネットをかけて防止しましょう。
剪定は1月上旬〜2月下旬頃に行うと良いです。
さくらんぼは水に沈む果物?
果物を水の中に入れた場合に、浮くか又は沈むかは糖度の高さや密度の高さで決まるそうです。
さくらんぼは水に浮かず沈んでしまいます。
さくらんぼは、糖度もあり多くの水分を含み比重が高く水に沈むと思われます。
色々な果物や野菜が浮くか沈むかの実験は、お子さんの自由研究にいいかもしれませんね。
まとめ
自分で育てたさくらんぼを食べれると嬉しいですよね。
自分でさくらんぼを育ててみたいという人は是非参考にして、チャレンジしてみて下さい。
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