学校の校庭で、さくらんぼの実が大量に落ちているのを見たことがありませんか?
ただし、さくらんぼの実といっても、小さく食用ではありません。
学校といえば桜ですよね。
でも、さくらんぼの実を大きくする方法を施していない実は、スーパーに売っているような大きさはありません。
一方、スーパーに卸しているようなさくらんぼを作る農家では、どのようにして大きい実をならせているのでしょうか?
さくらんぼの実を大きくする方法について、調べてまとめてみました。
剪定方法を工夫する
さくらんぼの木は、枝を剪定すると弱ってしまうと言われています。
しかし、実を大きくしたい場合は、養分を特定の実に集中させなければ、大きな実はならないそうです。
まだ年数の経っていない若い木の場合は、まず幹から生えている枝の中で主要な枝をどれにするか決めます。
この主要な枝を主枝(しゅし)といいます。
主枝は、枝の付け根に巻込みが入っていないものを選びます。
主枝に、太い枝ではなく、細い枝がたくさんついていれば、早くからたくさんの実がなるようになるそうです。
養分は、高いところや、角度のきついところや、枝が太いところに行きやすいそう。
低い所や細い枝には行きわたりづらいのだそうです。
また、剪定した切り口には、雑菌などが入らないように癒合剤(ゆごうざい)というものを塗るそうです。
つぼみや花を摘む
実がなる前に、つぼみや花を摘んで数を減らし、栄養を集中させることで残った実を大きくするという方法もあるそうです。
まとめ
さくらんぼの実を大きくしたい場合は、剪定や、つぼみや花を摘んで少量の枝と実へ養分を集中させて肥大させることが大切だということがわかりました。
しかし、さくらんぼはデリケートな植物ですので、剪定しすぎないことが大切なのだそう。
どの枝を剪定するか、太さや位置、角度などよく観察して、慎重に進めた方が良さそうです。
以上、さくらんぼの実が小さい場合に、実を大きくするための方法についてまとめてみました。
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