植物の芽や種は、子孫を残すために重要な部分であるため、動物に食べられないように毒が入っていることがあります。

さくらんぼの種にはごく少量の毒が含まれています。

1個や2個の種を誤って飲み込んでしまったぐらいでは、問題がないそうです。

しかし、ネット上で「さくらんぼの種を5個食べたら命が奪われる」というデマが流れたのだそう。

いったい、問題となった毒とは何なのでしょうか?

調べてまとめてみました。

さくらんぼの種に含まれる毒とは?

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さくらんぼの種には、アミグダリンという物質がごく微量だけ含まれているそう。

アミグダリンは胃で分解されると青酸を発生させるそう。

しかし、人間の亡くなる摂取量として60kgの成人で2.4kgになり、そんなにさくらんぼの種だけをわざわざ一度に食べることはありません。

ですので、人の場合はそんなに問題視する必要はなさそうですが、子供に与える場合は種に注意してあげましょう。

小鳥や小動物に与える場合は要注意

小鳥や小動物にさくらんぼを与える場合は気をつけなけらばなりません。

通常、さくらんぼを飼っている小鳥や小動物に与えることはないと思いますが、種をかみ砕いて飲み込んでしまうと、青酸カリにあたって亡くなってしまうこともあるそうです。

危険ですので、さくらんぼは与えない方がよいですね。

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他の果物にも含まれている毒

さくらんぼだけではありません。

リンゴの種にも、アミグダリンは含まれています。

リンゴの種も食べる人はほとんどいないと思いますが、これまで通り種は取って食べていれば大丈夫です。

まとめ

さくらんぼの種には、少量の毒が含まれていて、飲み込んでしまった場合に胃で青酸カリに変わってしまう事がわかりました。

しかし、ごく少量ですので、人の場合はほぼ問題なさそうですが、小鳥や小動物などのペットに与える際は毒にあたって亡くなるケースもあるそうですので、気を付けてあげましょう。

さくらんぼだけではなく、リンゴなど他の果物の種にも毒は少量ですが含まれているようです。

以上、さくらんぼの種の毒性についてまとめてみました。

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