さくらんぼは赤くまるい実が可愛いと人気の果物です。
一方桃もほんのり薄ピンク色とピンク色が可愛い果物としてこちらも女子に人気の果物なのです。
こちらの2つ見た感じは全く別の果物ですが、なぜかさくらんぼと桃が仲間かも!?という疑問が出ているのです。
そこで、今回はさくらんぼと桃が仲間なの?
両者の違いについて調べてみました。
さくらんぼの言葉の由来
それでは、さくらんぼと桃の違いついて調べていきましょう。
さくらんぼとは、桜桃(オウトウ)と呼ばれたバラ科の果物です。
さくらんぼは一般的に鑑賞される桜の木ではなく、セイヨウミザクラやスミミザクラの実で、さくらんぼと呼ばれるのは「桜の子」が「桜の坊」「さくらんぼう」となっていったと言われています。
そして桜がつける桃という意味でオウトウとも呼ばれているのです。
桃(もも)
桃はバラ科のモモ属の果物です。
桃は中国から伝わってきたと言われており、日本では縄文時代から食べられていたようです。
品種はたくさんありますが大きく分けると、白鳳系、白桃系、黄金桃系の3つに分類されます。
さくらんぼと桃が仲間だと言われるのは何故?
さくらんぼと桃は全く違う果物ですが、上述でも説明したようにさくらんぼと桃は同じバラ科に分類されています。
そのため果肉の色目や桃のようなハート型の形などがなんとなく似ているため、さくらんぼが「桜がつける桃」(オウトウ)という呼び方もされたのかもしれません。
さくらんぼと桃の違い
さくらんぼと桃は同じバラ科ですが、それぞれが違う種類の果物です.。
さくらんぼは山形県、山梨県、青森県、北海道などが生産量が多く中でも山形県はダントツです。
桃の生産地は、山梨県が3分の1の生産量を占めていますが、和歌山県や岡山県など近畿や四国地方などの温かい地域でも生産されています。
さくらんぼは栽培地域が限られているのに対し、桃は広範囲で栽培されています。
さくらんぼは小さな実で、表面が艶やかです。
皮などは向かずそのまま食べることができます。
桃は、細かな毛で覆われた皮に包まれており、皮をむいて食べます。
食感はさくらんぼの方がシャリ感があり、桃の方がやわらかく滑らかな食感です。
まとめ
さくらんぼと桃は同じバラ科の果物です。
そのため、大きさは違いますが果肉の色や形が似ていることもあり、さくらんぼのことを桜になる桃という意味合いでオウトウと呼ばれています。
さくらんぼと桃は原産国も違い、生産地も限られたところでしか作れないさくらんぼに対し桃の方が広範囲の地域で作ることができるのです。
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