桃は「常温で保存が基本」というのは、知らない人の方が多い様に思います。
というのも、桃の旬(出盛り期)は、夏だからでしょうか。
物が傷みやすい夏は、「冷蔵庫に保存することが基本」と考える人が多いからでしょうね。
「桃だけは常温で保存」と思い直しても、その家庭によって「常温」には違いがある様に思います。
桃の常温での保存について調べます。
桃の常温での保存法
桃には、硬い桃と柔らかい桃がある様ですが、桃の保存までの準備は、同じだということです。
①桃は優しく取り扱いましょう。
②桃の保護材(緩衝材=色の付いたクッション)は外さない様にしましょう。
③1つ1つ、新聞紙などで包みましょう。
桃の常温での保存の注意点
①直接、太陽が当たらない場所を選びましょう。
→桃の温度が上がりすぎると、成熟が進みすぎて腐ってくるそうです。
②風通しの良い場所に保存しましょう。
→人工的な風(エアコンや扇風機)ではなく、自然の風が抜ける場所が適しているそうです。
③エアコンや扇風機の風には決して当てない様にしましょう。
→乾燥が進んで桃がしなびたり、涼しすぎることが害になるそうです。
桃の常温とは
常温とは、「部屋の温度が外の温度を超えない温度」と決められている様です。
・JIS(日本の国家規格、国家標準):20±15℃
・日本薬局方(医薬品の様々な事柄を規定した公定書):15~25℃
この温度を保てる場所であれば、桃は室内で保存できる様です。
桃の日持ち
硬い桃と柔らかい桃では、常温での保存できる日数が違ってくるということです。
・硬い桃は、2~3日で柔らかくなる(食べ頃になる=成熟する)そうです。
※常温での保存の限界は、3日ほどだそうです。
・柔らかい桃は、1~2日に止(トド)めて、早めに食べた方が良さそうです。
それ以上、常温に保存しておくと、成熟が進みすぎて、実崩れを起こし、やがて腐ってしまうそうです。
まとめ
桃は「常温での保存が基本」だということを初めて知りました。
桃はわずかな衝撃にも弱いため、常温で保存するまでの桃の取り扱いには、思う以上に注意が必要だと分かりました。
桃を保存する場合の「常温」が国などで決まっていることに驚きましたが、近年、地球温暖化などの影響で、部屋の温度と外の温度の差が開く一方に思います。桃の常温での保存は、「室温を基準」に考えても良いのでは、とさえ思うほどです。
常温での保存ができる日数は、硬い桃では3日ほど、柔らかい桃では2日ほどということが分かりました。
また、桃が柔らかいほど、保存期間は短い傾向にあるということも分かりました。
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