スーパーで買ってきたキウイが固くて酸っぱかった場合はキウイがまだ熟していない状態です。
キウイは木になっている時に甘くなるのではなく、収穫した後に熟して甘くなるという特徴の果物です。
固くて酸っぱいキウイを買ってきてしまっても時間を置いて熟すことで甘くて美味しいキウイを食べることが出来ます。
今回はそんな固くて酸っぱいキウイを買ってきたときの熟す方法について見てみましょう。
果物の追熟
果物は木に実ったまま熟すことを成熟と言い、収穫した後に時間を置いて熟すことをを追熟と言います。
キウイや西洋梨、メロン、マンゴー、パパイヤなどは木に実ったままでは熟しません。
そのため追熟させる必要があります。
スーパーで売られているのは追熟がされて十分甘くなっていますが、まだ追熟が十分ではない状態で売られていることもあります。
キウイの場合、軽くキウイを押してみて硬ければまだ追熟が十分ではありません。
少しやわらかく弾力があれば食べごろなので確認してみましょう。
キウイを熟す方法
キウイは家庭で簡単に熟すことが出来ます。
キウイをポリ袋に入れて常温で数日保管するだけです。
冷蔵庫に入れてしまうと熟すのが止まってしまうので必ず常温で保管しましょう。
また、熟すのを早める方法もあります。
キウイと一緒にエチレンガスを放出する果物を袋に入れる方法です。
エチレンガスを放出する果物はリンゴ、バナナ、ミカンです。
お家にこれらの果物があった時は一緒に袋に入れると良いでしょう。
この中でもリンゴが一番向いているようです。
ただしリンゴの中でもエチレンガスを出さない品種があるので、「ジョナゴールド」、「王林」、「津軽」の品種を選んでください。
もし家にリンゴやバナナが無かった場合はキウイ一つに少し傷をつけて袋に入れると傷のついたキウイからエチレンガスが放出されて追熟を早めることが出来ます。
キウイの保存方法
調度よく熟している食べごろのキウイは冷蔵庫に入れましょう。
ビニール袋に入れて冷蔵庫に保存すると1週間か2週間くらい日持ちするようです。
ただ一度カットしたキウイはすぐ食べないと切り口から乾燥してしまいます。
カットしたキウイはラップするか密封容器に入れて冷蔵庫で保存し、できるだけ早く食べるようにしましょう。
すぐに食べられない時はカットしてから冷凍保存か、乾燥させてドライフルーツにすると長持ちさせることが出来ます。
まとめ
キウイが固くて熟していないときはもう少し時間を置いて美味しくなるのを待ちましょう。
また、スーパーでキウイを選ぶ時に、すぐに食べたいときは熟しているものを撰び、すぐに食べないときは熟していないものを計算して選ぶと良いかも知れません。
熟しているかをチェックするときはキウイに傷が付いたりつぶれたりしないように気を付けましょう。
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