一年中スーパーなどで見かけるキウイ。

お手頃な価格なのでよく買う方も多いのではないでしょうか。

そんなキウイは雄花と雌花が分かれている植物だって知っていましたか?

ここではキウイの雄花と雌花の違いについてご紹介します。

キウイの木にはオスとメスがある?

キウイ 雄花 雌花

一般的に植物は一つの花におしべとめしべがあり、めしべに花粉が付いて受粉をすると実がなる、というイメージがありますよね。

ですが、キウイの木は雌雄異株と呼ばれる、雄株と雌株が存在する種類になります。

雄株には雄花のみが、雌株には雌花のみが咲きます。

雌雄異株で有名なのはイチョウですね。

秋になると雌株の下にだけたくさんの銀杏が落ちていますよね。

キウイもイチョウと同じように、雌株にしか実がならないのです。

雄花と雌花の違いは?

雄花と雌花は見分けることができます。

雄花は真ん中までふさふさと黄色い花粉の付いた花糸がたくさん生えています。

雌花は真ん中から外側に向かって白い糸のような花柱が広がっているのです。

また、雌花をよく見ると花柱の下の子房が膨らんでいるのが分かります。

これがキウイになるのですね。

キウイの栽培は人工受粉が必要?

自然界では雄花にある花粉を虫などが運び、自然と受粉をするのですが、それでは均一に受粉させることができず、大きさもばらばらになってしまうそうです。

そうならないためにも、キウイの栽培をするときは人工受粉をするようです。

キウイ農家さんは5月の花が咲く時期になると、とても忙しいそうですよ。

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キウイの味は受粉で決まる?

なんと、キウイは受粉した時に出来る種の数が多いほど、大きくて甘い実になると言われているそうです。

きちんと受粉してあげないと、美味しいキウイができなのですね。

味や大きさに差ができないように、しっかりと人工授粉で花粉を付けてあげることが重要なのですね。

まとめ

キウイには雄株と雌株があり、雄株には雄花だけが、雌株には雌花だけが咲くそうです。

キウイを栽培しようと思ったら、雄株、雌株の両方が必要になるのですね。

雄花と雌花には違いがあるので、見分けることは意外と簡単なようです。

キウイを栽培するときは、きちんと人工授粉をして美味しい実をつけるようにしましょう。

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