キウイの色で多いのは緑の果肉のキウイと、黄色い果肉のキウイですよね。
緑は昔からありましたが、黄色のゴールドキウイは割と新しい感じがします。
この緑と黄いろのキウイ、色以外に違いはあるのでしょうか?
ここでは緑のキウイと黄色のキウイの違いについてご紹介します。
緑と黄色の違い
キウイには緑色のグリーンキウイと黄色のゴールドキウイがあります。
果肉の色の違い以外にも違いがあるようです。
「甘さ」が違う!
緑と黄色のキウイの一番の違いは、「甘さ」ではないでしょうか。
緑のグリーンキウイよりも黄色のゴールドキウイの方がとっても甘いのです。
グリーンキウイの平均糖度が14~15度と言われているのに対し、ゴールドキウイの平均糖度は17~18度もあると言われているそうです。
酸っぱいものが食べたいときはグリーンキウイ、甘いものが食べたいときはゴールドキウイ、と分けておくといいかもしれませんね。
キウイの特徴である「毛」がゴールドキウイにはない?
キウイの特徴でもある皮のまわりについている「うぶげ」なんだか動物っぽくてかわいいですよね。
この「うぶげ」、ゴールドキウイでは薄くなってしまっているんです。
ないわけではないのですが、グリーンキウイに比べてとても薄いようです。
あの毛があってこそのキウイなのに、なんだかちょっと寂しいですね。
栄養面でも緑と黄色に違いが?
緑と黄色のキウイの違いは、味と見た目だけではなかったのです。
なんとキウイ自体に含まれている栄養素も緑と黄色では違うようです。
違いは味と見た目だけだと思っていたのでびっくりです。
ビタミンCの多いゴールドキウイ
ゴールドキウイはグリーンキウイよりもビタミンCが多く含まれていて、なんとその量はグリーンキウイの2倍近くにもなるようです。
ゴールドキウイにはレモン8個分のビタミンCが入っていると言われていて、1個食べればビタミンCの1日推奨摂取量の1.5倍以上を取ることができるそうです。
風邪の予防にいいかもしれませんね。
食物繊維の多いグリーンキウイ
グリーンキウイ100グラム中、食物繊維が3グラムも含まれているそうです。
ゴールドキウイの2倍近い量です。
この食物繊維の量は、バナナの3倍と言われているそうで、お腹の調子を整えるのにいいかもしれませんね。
アクチニジンが多いグリーンキウイ
さらにグリーンキウイには、たんぱく質分解酵素であるアクチニジンがゴールドキウイよりも多く含まれているそうです。
食後30分以内にキウイを食べることで、消化を促進し、肉を食べたことによる胃もたれを防ぐ効果が期待できるそうです。
焼き肉のあとにキウイを食べると効果的かもしれませんね。
まとめ
緑のキウイと黄色のキウイには、味や見た目の違いだけでなく、栄養面でも違いがあるようです。
お腹の調子が悪いときにはグリーンキウイを、疲れがたまっていたり免疫力が気になっている人にはゴールドキウイがおすすめです。
体調によって食べるキウイを分けるのもいいかもしれませんね。
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