果物にはそれぞれ旬の季節があり、旬の季節に食べる果物は糖度が高く味が美味しくなります。
キウイはニュージーランドからの輸入品も多く売られているので通年を通してスーパーに置かれています。
通年を通して食べることができるのであまり季節感を感じないかもしれませんが、キウイにも味が美味しくなる旬の季節があるようです。
国内でもキウイは生産されていますが、国産のキウイの旬は一体いつなのか調べてみましょう。
国産のキウイ
国産のキウイは主に愛媛県、福岡県、和歌山県で生産されています。
特に愛媛県が国内で一番多くキウイを生産しているそうです。
国産のキウイはニュージーランド産とは違った美味しさがあり、好んで食べる方も多いようです。
また、静岡県ではレッドキウイ、香川県ではアップルキウイ、香緑などの品種も開発されています。
キウイの旬の季節
キウイの旬の季節は国産のキウイは冬から春にかけての12月から4月が旬の季節です。
4月ごろから初夏にかけてニュージーランド産のキウイが旬になります。
キウイの旬の季節は品種によっても異なります。
ゼスプリゴールドキウイは11月~1月、ヘイワードは11月~5月、レインボーレッドは10月下旬から11月下旬、香緑は11月~1月、アップルキウイは10月中旬頃が旬の季節です。
また、キウイは収穫後すぐに食べるのではなく、時間をおいて追熟させることで甘くなり美味しくなります。
キウイフルーツを縦に持ち、へたのところを軽く押してみて弾力が無く硬い状態だとまだ熟していない状態です。
少し弾力があり柔らかければ食べごろです。
硬い場合は常温に置いて追熟させましょう。
キウイの生産の歩み
キウイと言えばニュージーランドで主に生産されているというイメージが強いと思います。
ところが全世界で一番キウイが多く生産されているのは中国で、原産国も中国です。
2番がイタリアで3番がニュージーランドです。
1904年にニュージーランドの女性教育者イザベル・フレイザーが中国から種子を持ちこみ、ニュージーランドでの栽培が盛んになり世界中に輸出されるようになりました。
また、キウイはもともと「チャイニーズ・グーズベリー」と呼ばれていましたが、1959年に世界中に輸出するようになり、ニュージーランドの国鳥であるキウイバードに似ていることからキウイフルーツと呼ばれるようになりました。
まとめ
国産のキウイは冬が一番美味しい季節のようです。
国産のキウイが旬ではない春から秋頃にはニュージーランド産のキウイが旬になるので通年を通してキウイは売られています。
キウイの実は緑色がメジャーですが、最近は黄色や赤色の品種もあり甘みがあって人気があります。
キウイは品種によっても旬の時期が少し違うので、旬の時期を狙って様々な品種のキウイを味わってみてください。
今のあなたにおすすめの記事