生後半年あたりから、離乳食が始まります。初めての食べ物を赤ちゃんに与えるとき、アレルギーが出ないか心配ですね。心配な時は加熱した梨を与えましょう。加熱することで、梨によるアレルギーが出たときに症状を重くすることを防げます。
梨のアレルギー
梨は甘くてジューシーな果物。梨を食べると、むくみの解消、疲労回復、便秘の予防などなど、大人にとっては食べることで美容と健康によい果物です。
一方で、今か花粉症をはじめ多くのアレルギーを持っている人が増えています。注目されているのが、梨アレルギーのように果物アレルギーです。
これから離乳食を始めようとするパパママにとって、アレルギーがあるかどうかは食べさせてみないとわからない、というのが、不安な点です。
梨アレルギーの一般的な症状
梨アレルギーは主に、口やのどにかゆみが出るのが一般的です。食べた後15分くらい以内に発症します。また、呼吸器系にアレルギーが出たときには、息苦しい、せき込むといったような症状がでます。
梨のアレルゲンは熱に弱いため、胃を通って腸に達するころには、アレルゲンの効力がなくなっていることが多いのですが、胃痛、下痢、腹痛、吐き気などの症状が出ることもあります。
梨アレルギーは乳幼児から成人まで幅広い年齢に発症します。赤ちゃんにももちろん出ることもありますが、梨アレルギーは他の果物アレルギーと同様に成人によく起こるアレルギーなので、過剰に心配する必要はありません。まずは、成長に必要な栄養源を取っていくことを第一に考えましょう。
離乳食に梨を使うときには
梨を離乳食に初めて使うとき、アレルギーが心配ならば加熱しましょう。
梨のアレルゲンが熱に弱いためです。もし、万が一梨アレルギーがあったとしても症状を重くすることを防げます。
梨アレルギーだったら?予防と対策
万が一、梨にアレルギーを持っていたらどうしたらいいのでしょう。
まずは、「梨を離乳食に使わない」ことがもっとも有効です。梨は季節ものですので、パパママがスーパーから買ってこなければ、赤ちゃんの口に入ることはありません。
果物のアレルギーは他の食べ物のアレルギーより軽いことが多いことと、卵や小麦と違って原材料になりにくい食材ですので、他のアレルギーより予防しやすい食材です。
まとめ
はじめての離乳食、食べさせて大丈夫か不安がありますね。梨のアレルゲンは熱に弱いため、梨を加熱すれば、万が一症状が出ても症状の重篤化を防げます。とはいえ、初めて梨を与える時は、しばらく様子をみましょう。口の中の症状はわかりづらいので、口の中にも異変が起こっていないか気をつけましょう。
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