梨を青リンゴと間違ったことってありませんか?また、洋梨ってラフランスと全く同じものなのかな?と疑問に思ったことはありませんか?
ちょっと調べてみようと思います。
梨と青リンゴについて
梨には大きく分けて、皮の色が茶色い「幸水」や「豊水」といった赤梨と、皮の色が緑色の二十世紀などの青梨があります。
リンゴは「ふじ」や「津軽」「紅玉」などの赤リンゴと、「王林」や「むつ」「トキ」などの青リンゴがあります。
赤いリンゴと梨を見間違う人はいませんが、青リンゴを梨と見間違う事もありますうよね。
では、学術的にみると・・・青リンゴは『バラ科リンゴ属』、梨は『バラ科ナシ属』で、似ているようですが、属しているところが違っているんですね。
一番の特徴と言えば、梨のあのシャリシャリとした独特の食感かもしれません。
あのシャリシャリ感は、「石細胞」によるもので、消化されにくく、便秘にも良いとか・・・
洋梨とラフランスについて
ラフランスは、洋梨の中の1つの品種名になります。
洋梨にはラフランスの他、ルレクチェやバートレット、オーロラなどがあります。
日本で栽培されている洋梨の多くは山形県産のラフランスです。産地としては、他に長野県や新潟県があります。
ラフランスはフランス原産の梨ですが、フランスでは発見者の名前を取って、「クロード ブランシェ」という名前で呼ばれているようですが、今では原種は絶滅しており、ほぼ栽培されていないようです。
バートレット、オーロラなどの洋梨は収穫量も少なく、希少品のため高価なフルーツです。
まとめ
フランスからもたらされたラフランスが、フランスでは希少なフルーツだというのは少し驚きました。
独特の芳醇な香りと濃厚な甘さ、トロリとした食感は、他のフルーツにはないですね。
日本の梨も、みずみずしくてあのシャリシャリ感は特別で、梨の美味しさは洋梨派と梨派で意見の分かれるところではないでしょうか。
また、見た目で間違われてしまう青リンゴも、赤リンゴとはまた違った爽やかな風味とシャキシャキ感がありますね。こちらも赤リンゴ派と青リンゴ派で分かれそうですね。
これからの季節、リンゴ、梨と美味しい季節ですね。旬のフルーツを楽しみたいと思います。
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