栄養がとても豊富で、手軽に食べられることから、朝食や間食にとても人気が高いバナナ。

しかし最近、値段が高いと思いませんか?

お手ごろな価格で本数も多く、庶民の味方であったはずのバナナ。

どうして値段が上昇してしまったのか、その考えられる理由についてまとめていきたいと思います。

台風

バナナ 高い 理由

日本に輸入されてくるバナナの90パーセント以上はフィリピン産です。

そのフィリピンは、2012年の台風で、甚大な被害を受けてしまいました。

強い雨と風でバナナの木が倒れてしまったりと、バナナの生産量がかなり落ちてしまいました。

そこから数年が経ちましたが、まだ完全に復活するまでには至っておらず、バナナの価格が高い状態が続いてしまっているというわけです。

新パナマ病

「新パナマ病」という病気が、フィリピンの一部で発生しています。

それが台風などで土壌が流されたことで、健康だったバナナにまで広がってしまいました。

バナナの多くには種がなく、同じ遺伝子を持った単位の品種であるため、病気が蔓延しやすいのです。

需要の高まり

中国などの、人口の多い国で、バナナの需要が高まったことも価格に影響が出ている要因です。

今までの需要と供給のバランスが少し変わってきたことから、価格が上がってきたと考えられます。

インドも人口が多く、バナナを多く消費する国ですが、実はインドはバナナの生産量が一位で、自国消費が多いので、日本などでのバナナの価格の上昇にはそれほど関係していません。

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そもそも、今までが安かった

今まで多く行われていたバナナの特売は、バナナの安売りを目玉に、スーパーなどお店に客を呼び込むもので、バナナの価格自体は赤字覚悟なのだそうです。

このシステムも見直そうという動きが出ているのです。

まとめ

バナナの値段が上がった理由はひとつではなく、いくつもの理由が複合しているようです。

主な原因である台風などの自然災害は、避けるのは難しいものですが、早い完全復活を願いたいですね。

ダイエットやスポーツ時の栄養補給など、健康にももってこいのバナナ。

毎日の食卓にも欠かせませんよね。

いつまでも庶民の味方であり続けてほしいですね。

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