スーパーの店先には、様々な種類のぶどうが並んでいます。

今、世界で栽培されているぶどうは1000種を超えるのだとか。

日本だけでも50種類以上あるそうです。

日本で栽培されるようになったのは、鎌倉時代初期だということなので、長い歴史があるのですね。

 種をまいたら?

種 ぶどう 育て方

では、食べたぶどうの種をまいたら芽は出るのでしょうか?

これが案外、発芽するのだそうです。

種まき用土を用意して種を埋め、芽が出るまで水を切らさないようにします。

冬を越してから発芽しますので、時間はかかりますが気長に待ってください。

芽が出たときにまだ寒いようだったら、室内に置いてあげる方がいいそうです。

 実はなるの?

発芽はしても、おいしいぶどうが実るかどうかはまた別のお話。

食べた実から採った種をまいて育てた木は実生といいますが、ぶどう農家さんは実生を育てることはなく、接ぎ木で増やすのが普通です。

例えば、おいしいぶどうがたくさんできる品種に病気に強い品種を繋ぎ合せて、両方のいいところを取って、病気に強くて美味しいぶどうになるように。

だから実生で増やしたぶどうが親の性質を引き継ぐとは限らないし、実がならないことも珍しくはないようです。

 育て方

それでも、おいしくいただいたぶどうの種をまいて育てるのはちょっと楽しくありませんか?

自分でまいた種が発芽したときのうれしさは格別です。

発芽したら苗は陽当りの良い場所においてあげましょう。

ただし、夏の暑い時期に水を涸らさないよう注意してくださいね。

苗が順調に育ったら植え付けです。12月から2月がぶどうの休眠期ですから、この時期に植え付けてあげましょう。

水はけがよく弱酸性から弱アルカリ性の土を用意し、腐葉土や完熟堆肥を入れて調整してください。

花がつくようになったら、肥料も忘れずに。

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 育てる楽しみ

ぶどうを育てるのは、ベランダや小さなお庭だって大丈夫。

プランターや鉢を使って育てることができます。

鉢植えの場合はリング支柱を使って行灯仕立てにしたり、緑のカーテンにして楽しむこともできます。

もちろん広いお庭があるならぶどう棚を作ったり、家の壁にはわせたりするのも素敵ですね。

もしかしたら数年後に収穫できるかもしれません。

 まとめ

どんな実がつくかわからない、というのはちょっとワクワクしませんか。

たとえ実がならなくても、自分が食べたぶどうの種から芽が出たり、花が咲いたり、日々少しずつ成長するぶどうを眺めているだけで、心が癒されそうですね。

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