夏になると必ずと言っていいほど食べてしまうスイカ。

自分で作ってみたいな、と感じる方もいるのではないでしょうか?

ですが、スイカの種は発芽させるのが意外と難しいようです。

ここではスイカの発芽方法や条件についてご紹介します。

スイカの発芽条件は?

スイカ 種 栽培

スイカの種を発芽させるのが難しいのは、スイカの発芽温度が他の野菜類などに比べて高いためです。

スイカの種まきの時期は3~4月なのですが、スイカの種の発芽温度は25~30度くらいになるのです。

この時期にこの温度を維持するのはなかなか難しいですよね。

ポットを使って室内で発芽させたり、ホットキャップやビニールをかぶせて保温する必要があるようです。

スイカの種は嫌光性?

スイカの種は嫌光性種子と呼ばれており、光が当たると発芽しにくい特性があるようです。

ですので、土をかけるときは種に光が当たらないようにしっかりと土をかぶせるようにしましょう。

ただ、土をかけすぎても発芽しにくくなってしまうので、種が隠れるくらいの適度な量をかぶせるようにしてください。

スイカの発芽方法

スイカの発芽方法には直播きとポットまきの2種類があるようです。

それぞれご紹介します。

スイカの直播き

育てる場所に直接種をまく方法です。

種まきをする前にまずは土づくりを行います。

種まきの2週間以上前に1㎡あたり完熟堆肥2~3kg、化成肥料100g、苦土石灰を100g加えてよく混ぜておきます。

畝か鞍つきを作り、種をまきます。

1か所に3~4個の種を1㎝間隔に置き、種が隠れるくらいに土をかぶせます。

種を植えたらたっぷり水をあげましょう。

寒さ対策でホットキャップやビニールをかぶせるようにしてください。

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スイカのポットまき

育苗してから定植する場合に行う方法です。

3号サイズのポットに種をまきます。

ポットに種まき用の用土を入れ、中央に種を2~3粒少し間隔をあけて置き、種が隠れるくらいに土をかぶせます。

そのあとたっぷりの水を与えましょう。

こちらも寒さ対策としてホットキャップやビニールで覆うようにします。

どちらの場合も発芽後本葉が出るころに間引きを行います。

育ちのいいものを選ぶようにしましょう。

間引きをするときは、残す芽の株元を軽くおさえ、間引く株を反対の指でつまんで引き抜きます。

残す株が一緒に抜けないように注意しましょう。

まとめ

スイカは種からでも栽培することができますが、発芽させることは意外と難しいようです。

春先に25度以上をキープするのは結構難しいようですね。

初心者の場合は種からではなく、苗を買ってきて栽培するのもいいと思います。

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