スイカの花は、普通、雄花ばかり咲いて雌花があまり咲きません。
そのため、交配のポイントの一つは、雌花を上手く咲かせられるかということにあるでしょう。
また、交配に適した時間というのもありますので、その条件を満たしているかも大切です。
今回は、スイカの交配の方法と、適した時間帯について調べてまとめてみました。

自然受粉の場合

スイカ 交配 時間

ミツバチが飛んでいるようであれば、花の蜜を集めに来た時に、花粉がミツバチにつきます。
その際に、花粉を自然に雄花から雌花へと運んでくれます。
自然に受粉するようであれば人工授粉の必要はありません。

人工授粉の場合

雄花のおしべについている花粉を、雌花のめしべに授粉します。
授粉の際には、雄花を摘み取って雌花のところまで持っていく方法があります。
雌花と雌花の見分け方は、花の付け根にふくらみがあるものが雌花で、そうでないものが雄花です。
雄花の花びらは取ってしまうと授粉しやすいでしょう。
作業自体はほんの数十秒で終わってしまいます。

交配に適した時間帯とは?

午前中の10時までに人工授粉を行うのが良いでしょう。
なるべく曇りや雨の日は避け、晴れた日に行うのが理想です。

どのタイミングで行うのが良い?

交配の際には、つるの先から40~50cm程度の位置に雌花があるのが望ましいです。
つるの先から雌花までの距離がこれより短ければ交配は先送りにしましょう。
つるの先から雌花までの距離がこれより長ければ、孫づるを剪定するなどして着果率を上げる努力をしてみましょう。

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収穫日の目安

雌花の位置に棒を立て、交配日を記したテープなどを貼っておくと、収穫日の目安が分かります。
大玉スイカであれば45~50日、小玉スイカであれば35~40日が目安になるそう。
ただし、生長途中の気温によっても収穫時期は左右されるので、暑い日が続けば少し早めに、寒い日が続けば少し遅めに収穫するのが良いようです。

まとめ

スイカの交配方法には二種類あり、自然受粉と人工授粉があります。
ミツバチに花粉を運んでもらうか、人の手で雄花から雌花へ花粉を運ぶかのどちらかです。
適した時間帯は午前10時までで、晴れた日が望ましいでしょう。
以上、スイカの交配方法や、それに適した時間帯などについて、調べてまとめてみました。

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