スイカが発芽した後、どうにも元気がなく、ひょろひょろとして上へばかり伸びることがあります。
力強さが無く、ツルが細く、葉の色が悪くて、無駄にだらしなく伸びているような様子なのです。
このような成長の仕方を「徒長(とちょう)」といいます。
どうしてこうなってしまうのでしょうか?
原因と対策について、調べてまとめてみました。
原因1:発芽までの地温が低かった
発芽までの地温は28~30℃必要です。
一方、種をまくのは3~4月のまだ寒い時期。
気温も、最低で17度以上は必要です。
それを下回ると徒長してしまうことがあります。
ここまで読んだ時点でお気づきと思いますが、スイカは育てるのが難しいです。
ちなみに、東京の4月の最低気温の平均は約15度です。
原因2:日照不足
天候はお日様次第ですのでどうしようもありませんが、日照が不足すると徒長します。
原因3:水の与えすぎ
水の与えすぎも徒長の原因となります。
ほどほどにしましょう。
徒長の対策
天候に左右されて簡単に徒長してしまうスイカですが、できる対策はあるのでしょうか?
スイカを育てるのには暖かい環境が必要ですので、ホットキャップという覆いを被せたり、園芸用のヒーターなどを使用するのが良いでしょう。
さらっと書きましたが、24時間ヒーターを屋外で動かし続けるのは光熱費がかかったりして大変だと思いますので、種から育てようとせずに苗を買ってしまったほうが良いかもしれません。
しかし、苗も良い苗に当たればよいのですが、徒長した苗に当たることもあるので、買うときに厳選するのが賢明です。
まとめ
スイカを種から育てるのは難しく、天候次第で容易に徒長します。
また、水のやりすぎも徒長の原因になりますので控えましょう。
どうしてもうまくいかない場合は、種から育てるのを諦めて、苗を購入するのがよいでしょう。
苗を選ぶ際は、すでに徒長していないか、よく確認してから購入するようにしましょう。
以上、スイカの苗が発芽した後徒長してしまう原因と対策について、調べてまとめてみました。
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