ハダニという虫は、クモのような形をしていて、スイカなどの葉の裏側に寄生します。
スイカに害をなす害虫ですので、何とかして対策したいですよね。
ハダニの対策方法について、調べてまとめてみました。
いつ発生する?
梅雨明けから夏にかけて姿を現します。
この時期になったら注意して対策するようにします。
どんな虫?
ハダニの種類は約70種類います。
ダニですので、体長は成虫でも0.5mmほどしかありません。
スイカの葉の裏側に寄生し、葉の汁を吸います。
発生しやすい条件とは?
高温で、乾燥している環境を好む虫です。
水に弱いため、雨が降ると生息密度が下がります。
クモのように糸を出し、風に乗ってどこからともなくやってきます。
特に、乾燥しやすいベランダ栽培や、雨の当たらない軒下などでは発生しやすくなります。
スイカにどんな被害が出る?
葉の裏側に寄生し、葉の汁を吸うので、表面から見ると吸われた部分に白い斑点が見えます。
たくさん葉の汁を吸われると、葉の色が悪くなっていきます。
最終的には枯れてしまう事もあります。
ハダニ対策は?
水に弱いので、葉の裏側に水を撒くと数を減らすことができるそう。
ハダニに効くとされる薬剤も市販されているので、購入して試してみるのもよいでしょう。
商品名でいうと、アーリーセーフ、ベニカマイルドスプレー、スターマイトフロアブルなどが挙げられます。
ただ、薬剤に耐性のあるハダニがいるという話もあります。
そういった時には、天敵を放し飼いにする方法もあり、スパイデックス(チリカブリダニ)を放出する方法があります。
チリカブリダニは、ハダニを捕食するので、薬剤を使用せずハダニを減らすことができます。
そのため、農薬を使用しなくても良いというメリットがあります。
チリカブリダニも市販されており、購入することができます。
まとめ
ハダニは、スイカの葉の汁を吸い、やがて枯らしてしまうこともある害虫です。
梅雨明けから夏の、高温で乾燥した環境を好みます。
ハダニ対策としては、水や農薬を撒いたり、天敵であるチリカブリダニを撒くといいでしょう。
以上、スイカにつく害虫のハダニ対策について、調べてまとめてみました。
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